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じぶん-どき [0] 【時分時】🔗🔉

じぶん-どき [0] 【時分時】 〔ちょうどよい時刻の意〕 食事時。めしどき。「―だのにちつとも気が付きませんで/吾輩は猫である(漱石)」

じぶん-の-はな 【時分の花】🔗🔉

じぶん-の-はな 【時分の花】 能で,若さによって発散される,芸以前の一時的な面白さ。 ⇔まことの花 「此花は,まことの花にはあらず。ただ―なり/風姿花伝」

じぶん-ぶれ 【時分触れ】🔗🔉

じぶん-ぶれ 【時分触れ】 集会や食事などの時刻を触れ知らせること。また,その役。「―戻りに辛味さげて来る/柳多留 2」

じ-ぶん [0] 【時文】🔗🔉

じ-ぶん [0] 【時文】 (1)中国で科挙の試験に課した文体。宋に始まり,元・明・清には八股文(ハツコブン)といわれた。 (2)中国の現代文語文のこと。

じ-ぶん [0] 【自分】 (代)🔗🔉

じ-ぶん [0] 【自分】 (代) (1)反照代名詞。話し手・聞き手・第三者のいずれにも用いる。その人自身。「―で行くしかないと思った」「―のことは―でやれ」「あの子は―の名前も言えない」 (2)一人称。多く男性が用いる。わたくし。「―の責任であります」「―はそのことについては何も知りません」

――と🔗🔉

――と 自分から進んで。自分自身で。我から。「様々の経験に直接触れる機会を,―塞(フサ)いで仕舞つて/門(漱石)」

――ながら🔗🔉

――ながら 我ながら。自分でさえも。「―よくできたと思います」

じぶん-あきない ―ナヒ 【自分商ひ】🔗🔉

じぶん-あきない ―ナヒ 【自分商ひ】 (1)商家の手代などが,主人の指示によらず自分だけの判断でする取引。「見るを見まねに―を仕掛け/浮世草子・永代蔵 1」 (2)奉公を終えて,独立して営む商売。「鯉やが手代,―に少しの米みせ出して/浮世草子・永代蔵 5」

じぶん-かって [4] 【自分勝手】 (名・形動)🔗🔉

じぶん-かって [4] 【自分勝手】 (名・形動) 〔「じぶんがって」とも〕 他人のことはかまわず,自分の都合だけを考える態度。すべて自分に都合のよいように考え,振る舞うさま。「―なことばかりする」「そんな―は許されない」

大辞林 ページ 145889