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じゆう-たいき ―イウ― [4] 【自由大気】🔗🔉

じゆう-たいき ―イウ― [4] 【自由大気】 地表面の摩擦の影響を無視できる高さにある大気。約500〜1000メートルから上の大気。

じゆう-ちかすい ―イウ― [5] 【自由地下水】🔗🔉

じゆう-ちかすい ―イウ― [5] 【自由地下水】 地表に最も近い不透水層上にある地下水。地下水面をもつ。宙水(チユウミズ)に対して本水(ホンミズ)という。自由水。不圧水。浅層地下水。

じゆう-でんか ―イウ― [4] 【自由電荷】🔗🔉

じゆう-でんか ―イウ― [4] 【自由電荷】 電場をつくる電荷。真電荷と分極電荷との和。 →真電荷

じゆう-でんし ―イウ― [4] 【自由電子】🔗🔉

じゆう-でんし ―イウ― [4] 【自由電子】 特定の原子に束縛されずに,真空中または物質中を自由に運動できる電子。金属の電気伝導性・熱伝導性などの性質は,金属結晶中に自由電子が存在すると考えることによって説明される。 →束縛電子

じゆう-ど ―イウ― [2] 【自由度】🔗🔉

じゆう-ど ―イウ― [2] 【自由度】 各質点の位置,剛体の位置や向きなどの力学系の状態をきめる座標のうち,自由に変化させることのできるものの数。また,温度・圧力・濃度などの熱力学的な状態を決定する変数のうち,その物質系の成分の状態を変えることなく勝手な値をとることのできる変数の数。この数が多いほどその系は弱い束縛条件下にある。 →相律

じゆう-とう ―イウタウ 【自由党】🔗🔉

じゆう-とう ―イウタウ 【自由党】 (1)1881年(明治14)結成された日本最初の全国的な政党。総理板垣退助。自由民権運動の中心となったが,弾圧と分裂により84年解党。 (2)大井憲太郎らにより再興された{(1)}の後身。1890年(明治23)の第一回総選挙後,愛国公党・自由党・大同倶楽部の旧自由党系三派と九州同志会が中心となって結成した立憲自由党が翌年改組され改称したもの。総理は板垣退助。98年進歩党と合同して憲政党を結成。 (3)1945年(昭和20),日本自由党の名で鳩山一郎を総裁として結成した保守政党。のち,吉田茂が総裁。48年日本民主党を脱党した一派と合体して民主自由党となる。50年自由党と改称。現在の自由民主党の前身。 (4)ホイッグ党の流れをくみ,一九世紀初頭イギリスで自由主義貴族とブルジョアを主体に結成された政党。グラッドストンが有名。保守党と交互に政権を担当したが,第一次大戦後以降衰退。

大辞林 ページ 146114