じゅん-ちゅう [0] 【純忠】 私欲のない純粋の忠義。誠忠。

しゅん-ちょう ―テウ [0] 【春鳥】 ウグイスの異名。

しゅん-ちょう ―テウ [0] 【春潮】 ゆったりとした春の潮。[季]春。

じゅん-ちょう ―テウ [0] 【順潮】 （名・形動）[文]ナリ （１）「順調」に同じ。「恐らく此の縁談は―に運んだであらうものを/細雪（潤一郎）」 （２）船が進む方向に流れている潮。 ⇔逆潮

じゅん-ちょう ―テウ [0] 【順調】 （名・形動）[文]ナリ 物事がすらすらと調子よく進む・こと（さま）。「―な滑り出し」 [派生] ――さ（名）

しゅんちょうしゅう シユンテウシフ 【春鳥集】 詩集。蒲原有明作。1905年（明治38）刊。巻頭の「朝なり」をはじめ，象徴的手法により日本近代詩の展開と成熟に大きく貢献。

じゅん-ちょく [0] 【純直】 （名・形動）[文]ナリ おとなしく素直な・こと（さま）。「あの―な上品な而して極めて内気な岡/或る女（武郎）」

シュンツ [1] 【順子】 〔中国語〕 麻雀用語。同種の数牌が数の順に三つつながってそろったもの。

じゅん-つうか ―ツウクワ [3] 【準通貨】 ⇒準貨幣(ジユンカヘイ)

じゅん-て [0] 【順手】 鉄棒などを握るとき，普通の持ち方をすること。また，その手。 ⇔逆手

じゅんて-しゃりん [4] 【順手車輪】 鉄棒運動の一。鉄棒に順手でぶら下がって行う車輪運動。

しゅん-でい [0] 【春泥】 春の，雪どけ・霜どけなどによるぬかるみ。[季]春。《―に押しあひながら来る娘/高野素十》

しゅんでい 【春泥】 小説。久保田万太郎作。1928年（昭和3）「大阪朝日新聞」連載。震災後の東京の町の変貌を背景に，新派の一座の悲運を情緒豊かに描く。