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しら-がさね [3] 【白重ね・白襲】🔗⭐🔉
しら-がさね [3] 【白重ね・白襲】
(1)白の薄物と白の汗取りとを重ねて着ること。
(2)四月一日の更衣(コロモガエ)のときに替える白色の小袖。[季]夏。
(3)襲の色目の名。表裏とも白。おもに下襲で用い,袴・帷(カタビラ)・単(ヒトエ)も白とする。四月・一〇月の更衣や,高齢者が熱暑のときに着用。古くは冬のものだったが,中世末には夏に着た。「―ども同じさまに,涼しげにをかし/枕草子 5」
しら-かし [2] 【白樫・白橿】🔗⭐🔉
しら-かし [2] 【白樫・白橿】
ブナ科の常緑高木。山地に自生し,また人家の周囲などに植える。葉は披針形で裏は白い。雌雄同株。四月頃,黄褐色の花穂をつけ,秋,堅果(どんぐり)を結ぶ。材は堅くて白く,器具材とする。
しら-かば [0] 【白樺】🔗⭐🔉
しら-かば [0] 【白樺】
(1)カバノキ科の落葉高木。山地の日当たりのよい場所に生える。樹皮は白く,薄くはげる。葉は三角状卵形。雌雄同株。春,葉より先に,枝先から雄花穂を垂らし,短枝の先に雌花穂を上向きにつける。材は細工物などに用いる。カンバ。カバ。シロザクラ。シラカンバ。古名カニワ。
(2)ダケカンバの誤称。
しらかば-ゆ [4] 【白樺油】🔗⭐🔉
しらかば-ゆ [4] 【白樺油】
シラカバの皮を蒸留して採った油。においがよく,髪油などに用いる。
しらかば 【白樺】🔗⭐🔉
しらかば 【白樺】
文学・美術雑誌。1910年(明治43)〜23年(大正12)。武者小路実篤・志賀直哉・里見
・有島武郎らが同人。文学・美術にわたる各人の個性を生かした仕事を掲載。大正文壇の核の一つ。
・有島武郎らが同人。文学・美術にわたる各人の個性を生かした仕事を掲載。大正文壇の核の一つ。
しらかば-は 【白樺派】🔗⭐🔉
しらかば-は 【白樺派】
日本近代文学における一派。雑誌「白樺」の同人やそれに同調する人々をさす。個性主義・自由主義を中心とし,強烈な自我意識と人道主義に根ざす理想主義的傾向とをもち,大正文学の中心となった。
しら-かべ [0] 【白壁】🔗⭐🔉
しら-かべ [0] 【白壁】
(1)白い漆喰(シツクイ)で塗った壁。
(2)豆腐の異名。色が白いのでいう。おかべ。
大辞林 ページ 146803。