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しらま・す 【白ます】 (動サ四)🔗⭐🔉
しらま・す 【白ます】 (動サ四)
勢いをくじく。衰えさせる。しらまかす。「山と海と横矢に―・され/太平記 17」
しら-まゆみ 【白真弓・白檀弓】🔗⭐🔉
しら-まゆみ 【白真弓・白檀弓】
■一■ (名)
(1)漆を塗ってない白木のまゆみの木で作った弓。「―靫(ユキ)取り負ひて/万葉 1809」
(2)「白巻弓(シラマキユミ)」に同じ。
■二■ (枕詞)
「はる」「ひく」「いる」「ひ」「い」などにかかる。「―斐太の細江の/万葉 3092」「―石辺の山の/万葉 2444」
しらみ [0] 【虱・蝨】🔗⭐🔉
しらみ [0] 【虱・蝨】
(1)シラミ目の昆虫の総称。体長1〜4ミリメートル。長楕円形,扁平で羽がない。哺乳類に外部寄生して吸血する。人間に寄生するものに,ヒトジラミとケジラミがあり,ヒトジラミはアタマジラミとコロモジラミに分けられる。いずれも吸血して激しいかゆみを与え,発疹チフス・回帰熱などの伝染病を媒介する。他の動物に寄生するものに,ブタジラミ・サルジラミなどがある。
(2)特に,ヒトジラミのこと。
――の皮を千枚に剥(ハ)・ぐ🔗⭐🔉
――の皮を千枚に剥(ハ)・ぐ
物惜しみすること,けちなことのたとえ。
――の皮を=槍(ヤリ)(=鉈(ナタ))で剥(ハ)・ぐ🔗⭐🔉
――の皮を=槍(ヤリ)(=鉈(ナタ))で剥(ハ)・ぐ
小さなことを処理するのに大げさに行うことのたとえ。
――を捫(ヒネ)って当世(トウセイ)の務(ム)を談ず🔗⭐🔉
――を捫(ヒネ)って当世(トウセイ)の務(ム)を談ず
〔晋書(王猛載記)〕
虱をつぶしながら時事を論ずる。傍若無人な態度のたとえ。
しらみ-つぶし [4] 【虱潰し】🔗⭐🔉
しらみ-つぶし [4] 【虱潰し】
物事をすべて片端から片づけていくこと。「―に調べる」
しらみ-ひも [3] 【虱紐】🔗⭐🔉
しらみ-ひも [3] 【虱紐】
体に締めていれば虱よけになるという紐。江戸時代,江戸芝金杉通りの鍋屋茂兵衛が売り出したもの。
しらみ-ぼん [0] 【虱本】🔗⭐🔉
しらみ-ぼん [0] 【虱本】
明暦(1655-1658)頃から版行された,細かい字の絵入り浄瑠璃本。
しらみず-あみだどう シラミヅアミダダウ 【白水阿弥陀堂】🔗⭐🔉
しらみず-あみだどう シラミヅアミダダウ 【白水阿弥陀堂】
福島県いわき市内郷白水(ウチゴウシラミズ)にある願成寺(ガンジヨウジ)の阿弥陀堂の通称。1160年藤原基衡の女(ムスメ)徳尼が亡夫岩城(平)則道の冥福を祈って建立。三間四方の宝形造りの建物で,堂内の本尊阿弥陀三尊像とともに平安時代の遺構。国宝。
大辞林 ページ 146824。