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じわ-じわ [1]🔗🔉

じわ-じわ [1] ■一■ (副) (「と」を伴っても用いる) (1)物事が確実に少しずつ進んでゆくさま。じりじり。「敵を―(と)追いつめる」 (2)水などが少しずつゆっくりとしみ込んでゆくさま。また,まわりへ広がってゆくさま。「水質汚染が―(と)広がる」 ■二■ (名) 「じわ」に同じ。

しわす シハス [0] 【師走】🔗🔉

しわす シハス [0] 【師走】 〔「しはす」とも〕 陰暦一二月の異名。極月(ゴクゲツ)。臘月(ロウゲツ)。[季]冬。

しわす-あぶら シハス― 【師走油】🔗🔉

しわす-あぶら シハス― 【師走油】 江戸時代,師走に油をこぼすと火にたたられると称して,こぼした者に水を浴びせた風習。

しわす-ぎつね シハス― 【師走狐】🔗🔉

しわす-ぎつね シハス― 【師走狐】 師走に鳴く狐。鳴き声が特にさえて聞こえるという。「―の如く,こんこんといふほど張つてござる/狂言記・末広がり」

しわす-ぼうず シハスバウ― 【師走坊主】🔗🔉

しわす-ぼうず シハスバウ― 【師走坊主】 〔年末は忙しさにまぎれて仏事や坊さんは忘れられてしまうことから〕 おちぶれたみすぼらしい坊主。無用の存在のたとえ。師走浪人。「殊に―とて,此月は忙しきに取り紛れ,親の命日も忘れ/浮世草子・胸算用 1」

しわす-ろうにん シハスラウ― 【師走浪人】🔗🔉

しわす-ろうにん シハスラウ― 【師走浪人】 おちぶれてみすぼらしい姿の浪人。無用のもののたとえ。師走坊主。

しわ-たろう ―タラウ [2] 【吝太郎】🔗🔉

しわ-たろう ―タラウ [2] 【吝太郎】 けちな人をののしっていう語。

じわっ-と [2] (副)🔗🔉

じわっ-と [2] (副) 物事がゆっくりと確実にすすむさま。「喜びが心の底から―わいてくる」「汗が―にじみ出る」

しわ-のばし [3] 【皺伸ばし】🔗🔉

しわ-のばし [3] 【皺伸ばし】 (1)しわをのばすこと。 (2)気晴らし。特に,老人の気晴らし。「―の太平楽/浮雲(四迷)」

しわ-はゆ・し シハ― 【鹹し】 (形ク)🔗🔉

しわ-はゆ・し シハ― 【鹹し】 (形ク) しおからい。しおはゆし。「彼処,浪も他処に異ならず,水も同じく―・き水也/正法眼蔵随聞記」

しわ-ばら [0] 【皺腹】🔗🔉

しわ-ばら [0] 【皺腹】 しわの寄った腹。老人の腹。「―切る(=老人ガ切腹スル)」

大辞林 ページ 146886