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し-わ・ぶ 【為侘ぶ】 (動バ上二)🔗🔉

し-わ・ぶ 【為侘ぶ】 (動バ上二) どうしてよいかわからず苦しむ。もてあます。しあぐむ。「物もおぼえぬやうにてありければ,―・びて法師になりてけり/宇治拾遺 14」

しわぶかう シハブカフ 【咳かふ】 (連語)🔗🔉

しわぶか シハブカフ 【咳かふ】 (連語) 〔「しはぶく」に継続の助動詞「ふ」の付いたもの〕 何度かせきをする。しきりとせきをする。「糟湯酒うちすすろひて―ひ鼻びしびしに/万葉 892」

しわ-ぶき シハ― [0][2] 【咳き】 (名)スル🔗🔉

しわ-ぶき シハ― [0][2] 【咳き】 (名)スル (1)せきをすること。また,せき。 (2)せきばらい。「此の話を,打消すやうに―して/歌行灯(鏡花)」

しわぶき-やみ シハ― 【咳き病み】🔗🔉

しわぶき-やみ シハ― 【咳き病み】 せきの出る病気。「今年いかなるにか,―はやりて,人多く失せ給ふ/増鏡(むら時雨)」

しわ-ぶ・く シハ― 【咳く】 (動カ四)🔗🔉

しわ-ぶ・く シハ― 【咳く】 (動カ四) (1)せきをする。[季]冬。「裏の病架に―・く声/浄瑠璃・新版歌祭文」 (2)せきばらいをする。「大夫,つまどをならして―・けば/源氏(若紫)」 〔「しは」は唇の意という〕

しわ-ぶ・る シハ― (動ラ四)🔗🔉

しわ-ぶ・る シハ― (動ラ四) しゃぶる。「魚の骨―・るまでの老(オイ)をみて/三冊子」

しわ-ほう ―ハフ [2] 【指話法】🔗🔉

しわ-ほう ―ハフ [2] 【指話法】 おもに聴覚障害者の間で用いられる,指で字母を表して対話する方法。

しわ-ほう ―ハフ [2] 【視話法】🔗🔉

しわ-ほう ―ハフ [2] 【視話法】 発音法を習得する方法の一。音を耳にせず,口の動き・舌の位置などから発音を知覚する。

しわ・む 【皺む】🔗🔉

しわ・む 【皺む】 ■一■ (動マ四) しわが寄る。しわぶ。「若かりし肌も―・みぬ/万葉 1740」 ■二■ (動マ下二) ⇒しわめる

しわ・める [3] 【皺める】 (動マ下一)[文]マ下二 しわ・む🔗🔉

しわ・める [3] 【皺める】 (動マ下一)[文]マ下二 しわ・む しわをよせる。「眉を―・めて,息を屏(ツ)めて/多情多恨(紅葉)」

しわ-よせ [0] 【皺寄せ】 (名)スル🔗🔉

しわ-よせ [0] 【皺寄せ】 (名)スル 物事を行うにあたって生じた矛盾や不利な条件を,他に押し付けること。「下請け業者に―される」

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