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しん-カントがくは 【新―学派】🔗🔉

しん-カントがくは 【新―学派】 〔(ドイツ) Neukantianer〕 一九世紀後半からドイツを中心に興ったカント批判哲学の復興運動。科学的認識,文化の批判・基礎づけを主要な課題とする。認識論・科学批判を課題としたマールブルク学派(コーエン・ナトルプ・カッシーラーら)と,文化科学・価値哲学を論じた西南ドイツ学派(ウィンデルバント・リッケルトら)があり,日本の講壇哲学の形成に大きな影響を及ぼした。

しん-かんりょう ―クワンレウ [3] 【新官僚】🔗🔉

しん-かんりょう ―クワンレウ [3] 【新官僚】 満州事変以後,統制経済の進展などを背景に政治に進出し,発言権をもった上層官僚。内務官僚を中心とする。軍部と協力して,国防国家体制を推進した。

しん-き [1] 【心気・辛気】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

しん-き [1] 【心気・辛気】 (名・形動)[文]ナリ (1)心持ち。心。気持ち。気分。 (2)心がはればれしないこと。くさくさすること。また,そのさま。「不断からえら―な人で,あぢよいつても真(ホン)にしねえだ/めぐりあひ(四迷)」

――を砕(クダ)・く🔗🔉

――を砕(クダ)・く いろいろと気を遣う。

――を燃や・す🔗🔉

――を燃や・す 気をもむ。じれったがる。「ええまだ盃は取れまいと,―・してゐる所に/浄瑠璃・用明天皇」

しんき-しょう ―シヤウ [0] 【心気症】🔗🔉

しんき-しょう ―シヤウ [0] 【心気症】 自分の健康状態について必要以上に心配して各種の自覚症状を訴えるとともに,訴えた自覚症状にとらわれ一層不安になる状態。神経症・鬱(ウツ)病・分裂病などにみられる。ヒポコンドリー。

しんき-なき 【心気泣き】🔗🔉

しんき-なき 【心気泣き】 どうしようもないもどかしさから泣くこと。もだえ泣き。「是程思ひ合うた中,なぜにめをとになれぬと,―にぞ泣きゐたる/浄瑠璃・五十年忌(中)」

しんき-やみ [0] 【心気病み】🔗🔉

しんき-やみ [0] 【心気病み】 気がうつうつとして晴れず病気のようになること。また,その人。

大辞林 ページ 146914