しん-こ [1] 【振古】 〔「振」は古い意〕 大昔。太古。

しん-こ [1] 【真個・真箇】 ■一■ （名・形動ナリ） まことである・こと（さま）。真正。「―の英雄」「―に文人，画師の気局を恢弘するに足る所/日本風景論（重昂）」 ■二■ （名・形動タリ） {■一■}に同じ。「―たる青雲の志を得れば賢愚共に之を敬愛せざるはなし/花柳春話（純一郎）」 ■三■ （副） まことに。真に。「彼即ち―無声の詩を画けり/自然と人生（蘆花）」

しん-こ [1] 【新古】 新しいものと古いもの。新旧。

しん-こ [0] 【新香】 〔「しんこう」の転〕 新しい漬物。漬物。おしんこ。こうこう。

しん-ご [1] 【身後】 死んだ後。死後。「―の事を心配し，霊魂不死の説を発せり/日本開化小史（卯吉）」

しん-ご [0] 【神語】 （１）神の言葉。神託。 （２）霊妙な言葉。

しん-ご [0] 【新語】 新しく作られたり外国語から取り入れられたりして，最近使われるようになった語。新造語。

しんご 【新語】 中国，前漢代の政治論集。二巻。陸賈(リクカ)著。秦(シン)が滅び，漢が興った理由を論じたもの。陸賈新語。

しん-ご [0][1] 【讖語】 未来の吉凶・禍福を説く言葉。予言。

じん-こ [1] 【人戸】 人家。民家。また，人民。

じん-こ 【神戸】 ⇒かんべ（神戸）

じん-こ [1] 【神庫】 神社の宝物を入れた建物。宝物殿。

じん-こ ヂン― [1] 【塵壺】 ごみなどを捨てる壺(ツボ)。ちりつぼ。

じん-ご [1] 【人後】 他の人のあと。他人の下位。

――に落ちない 他人より劣らない。他人にひけをとらない。「遊ぶことにかけては―ない」

じん-ご [1] 【人語】 （１）人間の言葉。「―を解する犬」 （２）人の話し声。