しん-こう ―カウ [0] 【新考】 新しい考え。新しい考察。新説。

しん-こう ―カウ [0] 【新香】 ⇒しんこ（新香）

しん-こう [0] 【新興】 新しく勢いが盛んになること。新たに興ること。また，新しく興すこと。「―の文学」「―勢力」「―産業」

しんこう-かいきゅう ―キフ [5] 【新興階級】 社会情勢などの変動によって新しく興り，勢力の盛んになった人たち。

しんこう-げいじゅつ-は [0] 【新興芸術派】 1930年（昭和5）4月，反マルクス主義的傾向をもち，芸術の自律性確保を主張して結成された作家グループ。中村武羅夫・竜胆寺雄らの「十三人倶楽部」を中心に，舟橋聖一らの「蝙蝠座(コウモリザ)」，井伏鱒二らの「文芸都市」，小林秀雄・堀辰雄らの「文学」が加わってできた「新興芸術派倶楽部」の人々をいう。

しんこう-こうぎょうけいざいちいき ―コウゲフ―チキ [11] 【新興工業経済地域】 ⇒ニーズ（NIES）

しんこう-こく [3] 【新興国】 植民地的支配から独立して誕生した国家。発展途上国。

しんこう-ざいばつ [5] 【新興財閥】 1930年代，重化学工業を中心に急成長をとげた企業集団。日産・日窒・森・日曹・理研の各コンツェルン。財閥名が付されているが，同族の独占的封鎖的持ち株支配が行われたわけではない。

しんこう-しゅうきょう ―ケウ [5] 【新興宗教】 ⇒新宗教(シンシユウキヨウ)

しんこう-はいく [5] 【新興俳句】 1931年（昭和6），反ホトトギス運動として興った俳句運動。水原秋桜子・山口誓子を先駆とし，日野草城・西東三鬼らが呼応。思想的深まりを帯びるとともに反軍反戦へと進み，形式も無季準定型へと発展したが，40年の俳句弾圧以後壊滅した。

しん-こう ―カウ [0] 【新講】 新たに講ずること。本の題名にも使われる。「―万葉集」