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ずいせん-じ 【瑞泉寺】🔗🔉

ずいせん-じ 【瑞泉寺】 (1)鎌倉市二階堂にある臨済宗円覚寺派の寺。山号,錦屏山。1327年夢窓疎石の開創。鎌倉公方足利基氏の尊崇あつく,その墓所となる。 (2)富山県井波町にある浄土真宗大谷派の寺。井波別院。本願寺五世綽如(シヤクニヨ)の開創と伝える。一五世紀末の一向一揆(イツキ)の中心。 (3)京都市中京区木屋町通にある浄土宗西山派の寺。山号,慈舟山。開山は立空桂叔。1611年豊臣秀次の菩提を弔うため角倉了以が創建。

すい-せんのう ―センヲウ [3] 【酔仙翁】🔗🔉

すい-せんのう ―センヲウ [3] 【酔仙翁】 ナデシコ科の多年草。南ヨーロッパ原産。全体に白い綿毛を密生。高さは約80センチメートルで長楕円形の葉を対生。夏,花柄の先に白・紅・淡紅などの五弁花を開く。観賞用。水仙翁。フランネルソウ。

すい-そ [1] 【水素】🔗🔉

すい-そ [1] 【水素】 〔英 hydrogen; (ドイツ) Wasserstoff〕 最も軽い元素。元素記号 H 原子番号一,原子量一・〇〇八。最も簡単な原子構造をもち,全宇宙での存在度が最大。地殻・海では酸素・ケイ素に次ぐ。質量数二の核種を重水素,三の核種を三重水素ともいう。単体は二原子分子から成り,常温で無色無臭の気体。沸点は摂氏マイナス二五二・八七度。水の電気分解や石油から得られる炭化水素と水との反応,炭化水素の部分酸化などで製造される。酸素と化合して水となる。有機化合物の基本構成元素の一。

すいそ-イオン [4] 【水素―】🔗🔉

すいそ-イオン [4] 【水素―】 水素原子が電子一個を失った一価の正イオン。H と表し,これは陽子に等しい。溶液中で酸性を示す原因となる。水溶液中では水分子と結合し HO(オキソニウム-イオン)として存在する。

すいそ-イオン-しすう [7][8] 【水素―指数】🔗🔉

すいそ-イオン-しすう [7][8] 【水素―指数】 溶液中の水素イオン濃度の表し方の一。pH で表す。水素イオンのモル濃度の逆数の常用対数として定義される。酸性で pH<7,中性で pH=7,アルカリ性で pH>7 となる。水素イオン濃度指数。

大辞林 ページ 147157