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すいそ-エネルギー [5][6] 【水素―】🔗🔉

すいそ-エネルギー [5][6] 【水素―】 水素を酸化するときに発生するエネルギー。原料となる水素は,火力・原子力等の一次エネルギーを利用して,水や石油からつくられる。酸化されて水のみを生ずることから,クリーンなエネルギーとされる。

すいそ-けつごう ―ガフ [4] 【水素結合】🔗🔉

すいそ-けつごう ―ガフ [4] 【水素結合】 電気陰性度の高い二個の原子が水素原子を介して結びつく化学結合。氷や水の中の水分子どうしの結合,ポリペプチド間の結合,DNA の塩基対(エンキツイ)の形成などはその例。

すいそ-さいきん [4] 【水素細菌】🔗🔉

すいそ-さいきん [4] 【水素細菌】 水素と酸素との反応によって生ずる化学エネルギーを利用して炭酸を固定し,生育する一群の細菌。

すいそ-ちょぞうごうきん ―チヨザウガフキン [7][1]-[4] 【水素貯蔵合金】🔗🔉

すいそ-ちょぞうごうきん ―チヨザウガフキン [7][1]-[4] 【水素貯蔵合金】 冷却や加圧すると水素を吸収し,加熱や減圧により水素を放出する合金。鉄・チタン系の合金などがある。水素をガスボンベに高圧貯蔵するのにくらべ,安全性が高く,簡単に貯蔵できる利点がある。

すいそ-てんか [4] 【水素添加】🔗🔉

すいそ-てんか [4] 【水素添加】 還元の一。不飽和結合をもつ化合物,特に不飽和炭素結合をもつ有機化合物と水素を反応させ,その不飽和結合に水素を付加させること。油脂への水素添加を硬化といい,食用油・石鹸(セツケン)原料を得る。

すいそ-でんきょく [4] 【水素電極】🔗🔉

すいそ-でんきょく [4] 【水素電極】 水素イオンを含む水溶液中に白金黒をめっきした白金電極を浸し,水素ガスを通じたもの。水素イオンの活量が一で,水素ガスの分圧が一気圧であるものを標準水素電極といい,電極電位の基準として用いる。

すいそ-ばくだん [4] 【水素爆弾】🔗🔉

すいそ-ばくだん [4] 【水素爆弾】 水素の同位体の核融合反応を利用した爆弾。起爆剤として原子爆弾を中心に置き,そのまわりを重水素と三重水素または重水素化リチウムで囲み,瞬間的に核融合反応を起こさせる。水爆。

すいそ-ばくめいき [6] 【水素爆鳴気】🔗🔉

すいそ-ばくめいき [6] 【水素爆鳴気】 水素二体積と酸素一体積を混合した気体。点火により爆発的に燃焼し,多量の熱量を生じ強い破壊力を発する。

大辞林 ページ 147158