すいた-ぐわい ―グワ [4] 【吹田慈姑】 オモダカの栽培品種。クワイに似た小形の塊茎をつけ，食用。大阪府吹田市付近の名産。

ず-いた ヅ― [0] 【図板】 （１）大工が現場で用いる，板に書いた図面。 （２）「香盤(コウバン){（３）}」に同じ。

すい-たい [0] 【水滞】 漢方で，水(スイ)の流れが停滞したために起こる病的状態をいう。下痢・浮腫・口渇・乏尿など。水毒。

すい-たい [0] 【衰退・衰頽】 （名）スル おとろえて，勢いを失うこと。凋落。衰微。「国運が―する」「―の一途をたどる」

すい-たい [0] 【推戴】 （名）スル おしいただくこと。組織の長として人を迎えること。「名誉総裁に―する」

すい-たい [0] 【酔態】 酒にひどくよった姿。「―をさらす」

すい-たい [0] 【翠苔】 みどり色のこけ。緑苔。

すい-たい [0] 【翠黛】 （１）みどりの眉墨(マユズミ)。また，それを施した美しい眉。「―紅顔の色やうやうおとろへ/平家 8」 （２）緑にかすむ山のたとえ。「緑蘿の牆(カキ)，―の山/平家（灌頂）」

すい-たい [0] 【錐体】 （１）平面上の多角形または円のような閉曲線のすべての点と，平面外の一点を結んでできた立体。 （２）「錐状体(スイジヨウタイ)」に同じ。 （３）延髄の前面の運動神経の束。

すいたい-がいろ ―グワイ― [5] 【錐体外路】 運動ニューロンの遠心性経路のうち，錐体路以外の神経路の総称。主に不随意運動とそれに伴う協調運動に関係する。錐体外路が侵されるとパーキンソン病や舞踏病などが起こる。 →錐体路

すいたい-ろ [3] 【錐体路】 大脳皮質の運動野に始まり延髄錐体を交差して下行する神経路。随意運動を支配する。脳内の錐体路の一側が侵されると反対側の半身に運動麻痺(マヒ)が起こる。 →錐体外路