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すがえ-ますみ 【菅江真澄】🔗🔉

すがえ-ますみ 【菅江真澄】 (1754-1829) 江戸後期の国学者・旅行家。本名,白井秀雄。三河の人。信濃(シナノ)・越後(エチゴ)・奥羽・松前を巡歴して著した紀行文は「真澄遊覧記」と総称され,民俗学・考古学などの好資料。

す-がお ―ガホ [1] 【素顔】🔗🔉

す-がお ―ガホ [1] 【素顔】 (1)化粧をしていない顔。地のままの顔。「―の美しさ」 (2)ありのままの姿。「町の―」

すが-がき [2] 【清掻・菅掻】🔗🔉

すが-がき [2] 【清掻・菅掻】 〔動詞「すががく」の名詞化〕 (1)和琴(ワゴン)の奏法の型の一。曲中で多用される基本的音型。 (2)江戸初期の箏(ソウ)または三味線で,歌のない器楽曲の類。 (3)(普通「菅垣」と書く)尺八の古典本曲の曲名で,「三谷(サンヤ)菅垣」のように接尾語的に用いられる語。弦楽器の曲を原曲とする意か。 (4)江戸吉原で張り見世を開くとき,店先の格子の中で遊女たちが弾いた,歌を伴わない三味線曲。見世菅掻。 (5)下座(ゲザ)音楽の一。吉原の場面などに用いる。

すが-が・く 【清掻く・菅掻く】 (動カ四)🔗🔉

すが-が・く 【清掻く・菅掻く】 (動カ四) 和琴(ワゴン)・箏(ソウ)などの弦楽器で,歌や他楽器を伴わずに,一つの楽器のみを掻き鳴らす。「あづま(=和琴)を―・きて/源氏(若紫)」

すが-がさ 【菅笠】🔗🔉

すが-がさ 【菅笠】 「すげがさ(菅笠)」に同じ。「おしてる難波―置き古し/万葉 2819」

すかがわ スカガハ 【須賀川】🔗🔉

すかがわ スカガハ 【須賀川】 福島県中部の市。もと奥州街道の宿駅。米・野菜などの集散地。市内を阿武隈川が流れる。

す-がき [0] 【素書き・素描き】🔗🔉

す-がき [0] 【素書き・素描き】 主に日本画で,絵などを彩色を施さずにかくこと。また,その絵。

す-がき [1][0] 【酢牡蠣】🔗🔉

す-がき [1][0] 【酢牡蠣】 むきみのカキを酢に浸した料理。

す-がき [1] 【簀垣】🔗🔉

す-がき [1] 【簀垣】 竹で作った垣根。竹垣。

す-がき 【簀掻き】🔗🔉

す-がき 【簀掻き】 竹や葦(アシ)の簀で床を張ること。また,その床。「山里の―の宿の下さえて/久安六年百首」

す-が・く 【巣がく】 (動カ四)🔗🔉

す-が・く 【巣がく】 (動カ四) 〔古くは「すかく」〕 クモが巣をかける。「簷に―・く蜘の巣を払ふ/鶉衣」

すが-ごも 【菅薦】🔗🔉

すが-ごも 【菅薦】 スゲで編んだむしろ。陸奥(ミチノク)産のものは「とふ(十編)の菅薦」として和歌に詠まれる。「たまさかにとふの―かりにのみくれば/和泉式部集」

大辞林 ページ 147223