複数辞典一括検索+

すが-がき [2] 【清掻・菅掻】🔗🔉

すが-がき [2] 【清掻・菅掻】 〔動詞「すががく」の名詞化〕 (1)和琴(ワゴン)の奏法の型の一。曲中で多用される基本的音型。 (2)江戸初期の箏(ソウ)または三味線で,歌のない器楽曲の類。 (3)(普通「菅垣」と書く)尺八の古典本曲の曲名で,「三谷(サンヤ)菅垣」のように接尾語的に用いられる語。弦楽器の曲を原曲とする意か。 (4)江戸吉原で張り見世を開くとき,店先の格子の中で遊女たちが弾いた,歌を伴わない三味線曲。見世菅掻。 (5)下座(ゲザ)音楽の一。吉原の場面などに用いる。

大辞林 ページ 147223 での清掻単語。