複数辞典一括検索+

すぎ-ゆ・く [3][0] 【過(ぎ)行く】 (動カ五[四])🔗🔉

すぎ-ゆ・く [3][0] 【過(ぎ)行く】 (動カ五[四]) (1)時がたってゆく。「―・く日々」「神なびの山を―・く秋なれば/古今(秋下)」 (2)通りすぎる。通ってゆく。「せわしげに往来を―・く人々」 (3)死ぬ。「終に其身は―・きぬ/浮世草子・色三味線」

スキュラ Skylla🔗🔉

スキュラ Skylla ギリシャ神話で,海の洞窟にすむ女の怪物。三列の歯がある六個の頭と一二の足をもち,近づく船の船乗りを一時に六人捕らえて食うといわれた。シラ。

す-ぎょう ―ギヤウ 【修行】🔗🔉

す-ぎょう ―ギヤウ 【修行】 〔「す」は「しゅ」の直音表記〕 「しゅぎょう(修行){(2)}」に同じ。「いぬる七月より,―にまかりありくに/宇津保(忠こそ)」

すぎょう-ざ ―ギヤウ― 【修行者】🔗🔉

すぎょう-ざ ―ギヤウ― 【修行者】 「しゅぎょうじゃ(修行者)」に同じ。

ず-きょう ―キヤウ [0] 【誦経】🔗🔉

ず-きょう ―キヤウ [0] 【誦経】 〔「ず」は「じゅ」の直音表記〕 (1)経文を音読すること。回向(エコウ)や病気の祈願のため僧に読経させること。じゅきょう。「―の鐘の音など/枕草子 120」 (2)読経した僧に対する布施物(フセモツ)。じゅきょう。「わが装束などをかく―にするをみるに/大和 168」

スキル [2] skill🔗🔉

スキル [2] skill 訓練して身につけた技能。

す・ぎる [2] 【過ぎる】 (動ガ上一)[文]ガ上二 す・ぐ🔗🔉

す・ぎる [2] 【過ぎる】 (動ガ上一)[文]ガ上二 す・ぐ (1)その場所を通ってさらに先へ行く。通過する。「京都は―・ぎた。もうじき大阪だ」 (2)時間が経過する。時がたつ。「就職してはや一年が―・ぎた」 (3)その時刻・期間・時期が終わる。「もう六時を―・ぎた」「冬が―・ぎて春となる」 (4)物事の盛りが終わる。「花は盛りを―・ぎてしまった」 (5)物事が済む。終わる。「祭―・ぎぬれば,後の葵不用なりとて/徒然 138」 (6)物事がある水準を越える。(ア)(良くないことについて)許される程度を越す。「悪ふざけが―・ぎる」「言葉が―・ぎる」「冗談が―・ぎる」「口が―・ぎる」「度が―・ぎる」(イ)(良いことについて)その人にふさわしい程度以上である。「花子は私には―・ぎた女房です」(ウ)他のものに比べて優れている。「身帛体魁偉,腕力人に―・ぎ/日本風景論(重昂)」(エ)(「これに過ぎる…はない」の形で)これ以上の…はない。この上なく…である。「これに―・ぎる光栄はございません」 (7)日をくらす。生計をたてる。「商(アキナイ)をして―・ぎよ/御伽草子・物臭太郎」 (8)(動詞の連用形,形容詞・形容動詞の語幹に付けて)程度や限度を超える。「少し言い―・ぎた」「高―・ぎて手が届かない」 (9)(「…に過ぎない」「…に過ぎぬ」の形で)ただそれだけのことである。「大臣の答弁は言い逃れに―・ぎない」「解脱は便法に―・ぎぬ/野分(漱石)」 (10)「死ぬ」を婉曲に言う語。「黄葉(モミチバ)の―・ぎにし君が形見とそ来(コ)し/万葉 47」

大辞林 ページ 147253