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すずき-しょうさん ―シヤウサン 【鈴木正三】🔗🔉

すずき-しょうさん ―シヤウサン 【鈴木正三】 (1579-1655) 江戸前期の禅僧。号,石平道人など。三河松平家の家臣として武勲があったが,仏道にはいり勇猛で武士的な仁王禅を説いた。仏教布教を目的とした著作が多く,一部は仮名草子として評価される。著「驢鞍橋(ロアンキヨウ)」「盲安杖」「二人比丘尼」「破吉利支丹」など。

すずき-しょうてん ―シヤウ― 【鈴木商店】🔗🔉

すずき-しょうてん ―シヤウ― 【鈴木商店】 鈴木岩次郎が創立した商事会社。第一次大戦中大いに発展して一大コンツェルンを形成したが,1927年(昭和2)の金融恐慌の中で台湾銀行からの不良融資が政治問題化し倒産。

すずき-せんざぶろう ―センザブラウ 【鈴木泉三郎】🔗🔉

すずき-せんざぶろう ―センザブラウ 【鈴木泉三郎】 (1893-1924) 劇作家。東京生まれ。雑誌「新演芸」編集のかたわら劇作を行なった。作品「生きてゐる小平次」など。

すずき-だいせつ 【鈴木大拙】🔗🔉

すずき-だいせつ 【鈴木大拙】 (1870-1966) 仏教哲学者。本名,貞太郎。金沢の人。学習院大学・大谷大学教授。円覚寺で参禅。数次にわたって欧米に渡り,英文で仏教,特に禅を紹介し,東西の思想・文化の交流に大きく貢献した。

すずき-ちょうきち ―チヤウキチ 【鈴木長吉】🔗🔉

すずき-ちょうきち ―チヤウキチ 【鈴木長吉】 (1848-1919) 鋳金家。武蔵国の人。名は嘉幸。蝋型鋳造を得意とした。

すずき-ていいち 【鈴木貞一】🔗🔉

すずき-ていいち 【鈴木貞一】 (1888-1989) 陸軍軍人。中将。第二次・三次近衛内閣の国務相兼企画院総裁。東条内閣にも留任。敗戦後,A 級戦犯,終身刑。1956年釈放。

すずき-とらお ―トラヲ 【鈴木虎雄】🔗🔉

すずき-とらお ―トラヲ 【鈴木虎雄】 (1878-1963)中国文学者・歌人。新潟県生まれ。号,葯房。京大教授。中国の韻文学の研究で業績を残し,多数の漢詩を作った。また,正岡子規と交わり,根岸短歌会に参加。著「支那詩論史」「支那文学研究」など。

大辞林 ページ 147305