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すっぱり [3] (副)🔗🔉

すっぱり [3] (副) (「と」を伴っても用いる) (1)よどみなく一気に断ち切るさま。「竹を―(と)切る」 (2)ことごとく。すっかり。「酒を―(と)やめる」「―打明けてお話しになつたら/社会百面相(魯庵)」 (3)見事に事が運ぶさま。すっきり。「―とわつちが上方でやらかしやしやう/滑稽本・膝栗毛 5」

すっ-ぴん [0] 【素っぴん】🔗🔉

すっ-ぴん [0] 【素っぴん】 (1)(女性や俳優が)化粧をしていないこと。また,その顔。素顔。 (2)しらふ。

ずっぷり [3] (副)🔗🔉

ずっぷり [3] (副) (「と」を伴っても用いる) (1)水や湯に全身ひたるさま。どっぷり。「―(と)湯につかる」 (2)雨で全身ぬれるさま。ずっぽり。「夕立で―(と)ぬれた」 (3)すっかり日の暮れるさま。とっぷり。「咄しに紛れて―と,日の暮れて有るに気が付かなんだ/浄瑠璃・伊賀越道中双六」

スッペ Franz von Supp🔗🔉

スッペ Franz von Supp (1819-1895) オーストリアの作曲家。ベルギー系の家に生まれ,ウィーンで活躍。「スペードの女王」「軽騎兵」など二〇〇余のオペレッタがある。

すっ-ぺが・す (動サ四)🔗🔉

すっ-ぺが・す (動サ四) 子供の前髪をそり落とす。「まだ―・さねえ時分から/歌舞伎・勧善懲悪孝子誉」

すっぺら-ぽん (副)🔗🔉

すっぺら-ぽん (副) すべてのこらず。すっからかん。「おだてあげて―と遣はせしまふて/歌舞伎・幼稚子敵討」

すっぺり [3] (副)スル🔗🔉

すっぺり [3] (副)スル (1)平たくてなめらかなさま。 (2)全く。すっかり。残らず。「父様の病は―癒らう/浄瑠璃・宵庚申(中)」

すっ-ぽかし [0]🔗🔉

すっ-ぽかし [0] (1)約束などを守らずにほうっておくこと。「―を食う」 (2)無責任な言葉。「さつきの女どもが,とんだ―を教へやあがつた/滑稽本・膝栗毛 6」

すっ-ぽか・す [4] (動サ五)🔗🔉

すっ-ぽか・す [4] (動サ五) 〔「すっ」は接頭語。「素っ放かす」とも書く〕 約束・仕事など,義務をはたさないで,ほうっておく。「約束を―・す」「当番を―・す」 [可能] すっぽかせる

大辞林 ページ 147346