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すっぽ-ぬ・ける [5] 【すっぽ抜ける】 (動カ下一)🔗⭐🔉
すっぽ-ぬ・ける [5] 【すっぽ抜ける】 (動カ下一)
(1)ひっかかりなどがないため,すっぽりと抜ける。「ボールが―・けて暴投になる」「靴が―・ける」
(2)記憶から欠落する。すっかり忘れる。「その件は全く―・けていた」
すっぽり [3]🔗⭐🔉
すっぽり [3]
■一■ (副)
(「と」を伴っても用いる)
(1)全体をおおうさま。「ふとんを―(と)かぶる」「高気圧に―(と)おおわれる」
(2)物がたやすくはずれたり,抜けたり,またはまったりするさま。「底が―(と)抜ける」「人形の首が―(と)取れる」
■二■ (名)
〔すっぽり抜けている意から〕
ばか。まぬけ。あほう。「やい宇治太郎の―め/浄瑠璃・天鼓」
すっぽん [0] 【鼈】🔗⭐🔉
すっぽん [0] 【鼈】
(1)淡水産のカメ。体長30センチメートルほど。甲はほぼ円形で軟らかい。口先が突き出し,水かきが発達している。底が砂泥質の河川や沼にすむ。肉は美味で食用,血は強精剤とされる。本州・四国・九州・種子島に分布。川亀。泥亀。
(2)歌舞伎舞台の花道の七三の所に設けた切り穴。役者が花道へ出入りするのに用いる。
(3)船底の淦水(アカミズ)を汲み出すための水鉄砲式の排水ポンプ。江戸時代の廻船の必須装備品の一。
――が時をつくる🔗⭐🔉
――が時をつくる
起こりえないことのたとえ。
すっぽん-たけ [3] 【鼈茸】🔗⭐🔉
すっぽん-たけ [3] 【鼈茸】
担子菌類腹菌目のきのこ。夏から秋にかけ地上に発生。幼菌はヘビの卵状。上端を破って中空の茎が出,高さ約10センチメートルになる。傘は鐘状で網目があり,悪臭のある暗緑色の胞子を含む粘液でおおわれる。
鼈茸
[図]
[図]
すっぽん-に [0] 【鼈煮】🔗⭐🔉
すっぽん-に [0] 【鼈煮】
(1)スッポンの肉を煮たもの。
(2)ナマズなどの魚を濃いたれで煮た料理。すっぽんもどき。
すっぽんぽん [5] (形動)🔗⭐🔉
すっぽんぽん [5] (形動)
なにも身につけていないさま。すっぱだか。「子供が―で走り回る」
す-で [1][2] 【素手】🔗⭐🔉
す-で [1][2] 【素手】
(1)手に何も持っていないこと。特に,武器などを持っていないこと。徒手。「―で立ち向かう」
(2)所持するものがないこと。てぶら。「国へ帰へると言つてもまさかに―でも往かれまい/浮雲(四迷)」
大辞林 ページ 147347。