複数辞典一括検索+

すて-お・く [3][0] 【捨(て)置く・棄て置く】 (動カ五[四])🔗🔉

すて-お・く [3][0] 【捨(て)置く・棄て置く】 (動カ五[四]) 捨てておく。ほうっておく。取り上げない。「進言を―・く」「むくろをば―・きたりければ/平家 11」 [可能] すておける

すて-おぶね ―ヲブネ [3] 【捨(て)小舟】🔗🔉

すて-おぶね ―ヲブネ [3] 【捨(て)小舟】 乗る人もなく捨てられたままの舟。多くは頼る者のない寂しい身の上の比喩(ヒユ)に用いる。すてぶね。「憂きは流れの身は―/松の葉」

すて-かがり [3] 【捨て篝】🔗🔉

すて-かがり [3] 【捨て篝】 昔の戦陣で,陣から2,300メートル離れた所に,番人を置かずに燃やしておくかがり火。

すて-がな [0] 【捨(て)仮名】🔗🔉

すて-がな [0] 【捨(て)仮名】 (1)「送り仮名{(2)}」に同じ。 (2)促音・拗音などを表すために,右または下にに寄せて小書きにされる仮名。「っ」「ゃ」「ゅ」「ィ」の類。助(ス)け仮名。 (3)自分の意図どおりに読まれるように,漢字の下に添える小さな仮名。川柳・俳句などに多く見られる。「黒(コクでなくクロ)」「心(ココロでなくシン)」の「ロ」や「ン」。 →迎え仮名

すて-がね [0] 【捨(て)金】🔗🔉

すて-がね [0] 【捨(て)金】 (1)無駄に使って役に立っていない金。無駄金。死に金。すてきん。 (2)身請けなどをするときの内金。すてきん。「縫箔屋のおさつといへるを―百五十両/浮世草子・一代男 3」

すて-がね [0] 【捨(て)鐘】🔗🔉

すて-がね [0] 【捨(て)鐘】 (1)時刻を告げる鐘をつく前に,注意をひくために三度つき鳴らす鐘の音。時の数には数えない。 (2)定まった数の中にはいらないもの。余分のもの。余計者。「身は―とかねて思へど/徳和歌後万載集」

すて-かまり 【捨て屈り】🔗🔉

すて-かまり 【捨て屈り】 昔,軍隊が退却するとき伏せ屈りの兵を残しておき,近づく敵の首領などを遠矢または鉄砲で狙撃(ソゲキ)させたもの。 →伏せ屈り

大辞林 ページ 147352