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す-はら 【素腹】🔗🔉

す-はら 【素腹】 〔「すばら」とも〕 (1)子をはらまない女。「御いもうとの―の后は/大鏡(師尹)」 (2)すきっぱら。

す-ばらし・い [4] 【素晴らしい】 (形)[文]シク すばら・し🔗🔉

す-ばらし・い [4] 【素晴らしい】 (形)[文]シク すばら・し (1)思わず感嘆するようなさまを表す。(ア)(客観的評価として)この上なくすぐれている。際立って立派だ。「―・い眺望」「―・いアイデア」(イ)(主観的評価として)きわめて好ましい。心が満たされる。「―・い日曜日」「―・いニュース」 (2)程度がはなはだしいさまをいう。(ア)現代語では,多く好ましい状態について用いられる。驚くほどだ。「―・く広い庭園」「―・く青い空」(イ)近世江戸語では,多く望ましくないさまをいうのに用いられる。ひどい。「此女故にやあ―・い苦労して/歌舞伎・与話情」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)

スパランツァーニ Lazzaro Spallanzani🔗🔉

スパランツァーニ Lazzaro Spallanzani (1729-1799) イタリアの博物学者。生物学の諸分野に実験的方法を導入した先駆者。特に,生物の自然発生を否定する実験は有名。血液循環の機構,消化における胃液の役割,皮膚呼吸の解明などすぐれた実験的研究を行う。

すぱり [2][3] (副)🔗🔉

すぱり [2][3] (副) (多く「と」を伴って) (1)刃物で物を気持ちよく断ち切るさま。すっぱり。すぱっと。「刀で竹を―と切り倒す」 (2)迷わず決断するさま。すっぱり。

ずばり [2] (副)🔗🔉

ずばり [2] (副) (1)遠回しでなく,急所を突いて鋭く話をするさま。物事の核心をついて,はっきり言うさま。ずばっと。「―(と)痛い所をつく」「そのもの―を言う」 (2)刃物で勢いよく物を切るさま。「―(と)切り落とす」

すばり-わかしゅ 【窄り若衆】🔗🔉

すばり-わかしゅ 【窄り若衆】 〔「すばり」は肛門(コウモン)がすぼまっている意〕 男色を売る少年。男色の相手となる少年。陰間(カゲマ)。若衆。すばり。

す-はる [0] 【素春】🔗🔉

す-はる [0] 【素春】 連句で,春の句が三句から五句続く中に,花の句が詠まれないこと。作法上嫌われた。 →素秋

すばる [1] 【昴】🔗🔉

すばる [1] 【昴】 〔動詞「統(ス)ばる」から〕 散開星団プレアデスの和名。冬の宵に見える。距離四〇八光年。星数約一二〇。二十八宿の一。昴宿(ボウシユク)。六連(ムツラ)星。昴星。すまる。

大辞林 ページ 147395