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すまない 【済まない】 (連語)🔗🔉

すまない 【済まない】 (連語) 相手に悪いと思っているさまをいう語。謝罪・謝礼・依頼などの場合に用いる。申しわけない。「苦労をかけて―ないね」「君には大変―ないことをした」「―ないけどライターを貸してくれ」 〔「すみません」よりもぞんざいな言い方〕 →すみません [派生] ――なが・る(動ラ五[四])――なげ(形動)――なさ(名)

すま-に (副)🔗🔉

すま-に (副) 休むことなく。「戯奴(ワケ)がため我(ア)が手も―春の野に抜ける茅花(ツバナ)そ召して肥えませ/万葉 1460」

すまる 【昴】🔗🔉

すまる 【昴】 ⇒すばる(昴)

すまろ-ぐさ🔗🔉

すまろ-ぐさ クサスギカズラの古名。[本草和名]

す-まん 【数万】🔗🔉

す-まん 【数万】 「すうまん(数万)」に同じ。「―の敵/浄瑠璃・凱陣八島」

すみ [2] 【炭】🔗🔉

すみ [2] 【炭】 (1)木材を蒸し焼きにして作った黒色の燃料。木炭。[季]冬。《学問のさびしさに堪へ―をつぐ/山口誓子》 (2)物が焼けて黒く残ったもの。

すみ [2] 【済み】🔗🔉

すみ [2] 【済み】 物事が済むこと。「その件はもう―だ」「お代は―です」 →ずみ(済)

すみ [1] 【隅・角】🔗🔉

すみ [1] 【隅・角】 (1)囲まれた区域のかど。また,端の方。すみっこ。「部屋の―に片づける」「重箱の―をほじくる」 (2)ある場所の中心やその周辺でない所。人々の目につかない所。かたすみ。「社会の―でひっそりと暮らす」 (3)「隅の折敷(オシキ)」のこと。 (4)「角前髪(スミマエガミ)」の略。

――から隅まで🔗🔉

――から隅まで 一方の隅から他方の隅まで。ある範囲のすべてにわたって。

――に置けない🔗🔉

――に置けない 案外,技量があったり世間を知っていたりして,あなどり難い。抜け目がない。

――を入れる🔗🔉

――を入れる 元服二,三年前の男子が前髪の額ぎわ両隅を剃(ソ)り込むこと。角(カド)を入れる。

すみ [2] 【墨】🔗🔉

すみ [2] 【墨】 (1)油煙・松煙を膠(ニカワ)で固め,硯(スズリ)ですって書画を書くのに用いるもの。また,それをすって作った黒い液。 (2)絵の具を固めて作り,硯などですって絵などを書くときに用いるもの。朱墨・藍(アイ)墨など。 (3)まっ黒なすす。「鍋(ナベ)の―」 (4)タコ・イカなどの体内にある黒い汁。身に危険が迫った時,噴出して外敵の目をくらます。「タコが―を吐く」 (5){(1)}で書いたり染めたりした色。 (6)「墨染め」の略。「―の衣」 (7)「墨縄」「墨糸」の略。「―を打つ」 (8)印刷用の黒インク。「―一色」

大辞林 ページ 147427