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――が詰ま・る🔗🔉

――が詰ま・る 世の中の景気が悪くなる。「毎年―・り我人迷惑するといへど/浮世草子・永代蔵 4」

――が広・い🔗🔉

――が広・い (1)交際の範囲が広い。 (2)世の中のことを広く見聞きして知っている。

――虚仮(コケ)、唯仏是真(ユイブツゼシン)🔗🔉

――虚仮(コケ)、唯仏是真(ユイブツゼシン) この世のことはすべて虚妄であり,ただ仏のみが真実であるということ。天寿国曼荼羅(マンダラ)に聖徳太子の語として記される。

――の口に戸はたてられぬ🔗🔉

――の口に戸はたてられぬ 「人の口には戸が立てられない」に同じ。

――は張り物🔗🔉

――は張り物 見えを張るのが一般の人情である。

――は広いようで狭い🔗🔉

――は広いようで狭い 世の中は広いように見えるが,案外と狭いものである。意外な所で知った人に会った時などにいう。

――晴れて🔗🔉

――晴れて 公然と。おおっぴらに。「母親にも諦めさせ―の勘当/浮世草子・子息気質」

――を狭くする🔗🔉

――を狭くする 人の信用を落とすような事をして,交際の範囲を狭くする。

――を張・る🔗🔉

――を張・る 世間体をつくろう。「―・つて棟の高き内にはそれほどの風があたつて/浮世草子・胸算用 1」

――を渡・る🔗🔉

――を渡・る 世の中で暮らしていく。生きてゆく。

せけん-ぎ 【世間気】🔗🔉

せけん-ぎ 【世間気】 世間体をつくろって,見えを張る心。虚栄心。「―かしこき人の言ひしらせける/浮世草子・織留 6」

せけん-ぐち [2] 【世間口】🔗🔉

せけん-ぐち [2] 【世間口】 世間のうわさ話。世間話。

せけん-し [2] 【世間師】🔗🔉

せけん-し [2] 【世間師】 (1)世間慣れして悪賢い人。世渡りの巧みな人。 (2)旅から旅に渡り歩いている人。

せけん-じゃ [2] 【世間者】🔗🔉

せけん-じゃ [2] 【世間者】 (1)(寺院などからみて)一般の世の中の人。俗人。 (2)世情に通じている人。[日葡]

せけん-しらず [4] 【世間知らず】🔗🔉

せけん-しらず [4] 【世間知らず】 経験が浅く,世間の事情をよく知らないこと。また,その人。世間見ず。「―の若者」

せけん-ずれ [0] 【世間擦れ】 (名)スル🔗🔉

せけん-ずれ [0] 【世間擦れ】 (名)スル 世の中でもまれたため,世知にたけていること。「―していない若者」

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