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せけん-ち [2] 【世間知・世間智】🔗🔉

せけん-ち [2] 【世間知・世間智】 処世の知恵。世智。

せけん-てい [0] 【世間体】🔗🔉

せけん-てい [0] 【世間体】 世間の人々に対する体裁。体面。「―を気にする」「―が悪い」

せけん-てき [0] 【世間的】 (形動)🔗🔉

せけん-てき [0] 【世間的】 (形動) (1)表向きであるさま。おおやけ。「―に認められる」 (2)世の中にありふれているさま。世俗的。「―な名声を欲する」

せけん-でら 【世間寺】🔗🔉

せけん-でら 【世間寺】 世間僧のいる寺。生臭坊主の寺。浮世寺。「―のうとく(=金持チ)成るを聞き出し/浮世草子・一代女 2」

せけん-なみ [0] 【世間並(み)】 (名・形動)🔗🔉

せけん-なみ [0] 【世間並(み)】 (名・形動) 世間の人々と同じ程度であること。ごく普通なこと。また,そのさま。「―の暮らし」

せけん-なれ [0] 【世間慣れ】 (名)スル🔗🔉

せけん-なれ [0] 【世間慣れ】 (名)スル 世間の事情によく通じていること。経験豊かなこと。「年の割には―した男」

せけん-ばなし [4] 【世間話】🔗🔉

せけん-ばなし [4] 【世間話】 (1)世間の出来事を話題とする雑談。よもやまばなし。 (2)口承文芸の分類の一。世間の出来事を,実際にあったように,また話し手自身が経験したことのように,自由なもの言いによって話す話。

せけん-ばなれ [4] 【世間離れ】 (名)スル🔗🔉

せけん-ばなれ [4] 【世間離れ】 (名)スル 生活や考えなどが一般の社会通念と異なること。「―のした考え」

せけん-みず [2] 【世間見ず】🔗🔉

せけん-みず [2] 【世間見ず】 「世間知らず」に同じ。「―の若旦那」「―の坊(ボツ)ちやん派/当世書生気質(逍遥)」

ぜ-げん [0] 【女衒】🔗🔉

ぜ-げん [0] 【女衒】 〔「衒」は売る意〕 江戸時代,女を遊女屋に売るのを商売にした者。

せけんてかけかたぎ 【世間妾形気】🔗🔉

せけんてかけかたぎ 【世間妾形気】 浮世草子。四巻。和氏訳太郎(上田秋成)作。1767年刊。妾の生態を描いて八文字屋以来の気質物(カタギモノ)の系統を引きながら,単に遊戯的でない皮肉な観照などに,秋成独自の姿勢を感じる作。

せけんむすこかたぎ 【世間子息気質】🔗🔉

せけんむすこかたぎ 【世間子息気質】 浮世草子。五巻。江島其磧作。1715年刊。種々の職業・階層にみられる町人の息子の偏奇的な性癖を気質(カタギ)として滑稽に描いたもの。気質物の第一作。

大辞林 ページ 147730