せこう-ず ―ヅ [2] 【施工図】 建築工事を実施するために，手順・細部などを詳細に書いた図面。

せ-こう ―カウ [0] 【施行】 （名）スル ⇒しこう（施行）

せ-ごう ―ガフ [0] 【背甲】 背。背中。

せ-ごし [0] 【背越し】 アユなど，骨の柔らかい魚を薄い筒切りにする，刺身の作り方の一。酢味噌・蓼酢(タデズ)などで食べる。背越し鱠(ナマス)。[季]夏。

せ-ごし [0] 【瀬越し】 〔川の早瀬を越すことから〕 （１）危険な時機を克服すること。試練を経ること。「幾度か年の―をしたる人のいへり/浮世草子・永代蔵 5」 （２）船底が平たい喫水の浅い船。瀬越し船。

せ-ご・す （動サ四） 責める。いじめる。「何もかも吐き出しおろと―・す後ろに立ち聞く弥太夫/浄瑠璃・新版歌祭文」

セコ-ハン [0] 〔セコンド-ハンドの略〕 中古品。お古。

セゴビア Segovia スペイン中央部にある古都。ローマ時代の城塞・水道橋，中世の大聖堂などがある。 セゴビア（アルカサル） [カラー図版] セゴビア（水道橋） [カラー図版]

セゴビア Andrs Segovia (1893-1987) スペインのギター奏者。ギター音楽のレパートリーを広げ，一九世紀の古典ギター曲の復活とともに，バッハ・ヘンデルなどによる他の楽器用の曲を多数ギター用に編曲。

せこ-ぶね [3] 【勢子船】 捕鯨に使った船の一種。鯨を追い，銛(モリ)を打つ役をするためのもの。

せこ・める （動マ下一）[文]マ下二 せこ・む 〔「せごめる」とも。近世語〕 責めさいなむ。虐待する。「胸ぐら取つて―・めるにぞ/浄瑠璃・須磨都源平躑躅」