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せっ-ちゅう [0] 【折衷・折中】 (名)スル🔗🔉

せっ-ちゅう [0] 【折衷・折中】 (名)スル 二つ以上の考え方や事物から,それぞれのよいところをとって一つに合わせること。「両案を―する」「和洋―の家」

せっちゅう-がくは [5] 【折衷学派】🔗🔉

せっちゅう-がくは [5] 【折衷学派】 江戸中期の儒学の一派。古学・朱子学・陽明学のいずれにも偏せず先行学説の長所のみをとるという折衷的態度の学派。井上金峨・片山兼山らが提唱。

せっちゅう-じゃく [3] 【折衷尺】🔗🔉

せっちゅう-じゃく [3] 【折衷尺】 享保尺(キヨウホウジヤク)と又四郎尺とを,伊能忠敬が折衷して作った尺。現在に残る遺品によればその一尺は30.304センチメートル。明治時代に曲尺(カネジヤク)を定めるのに最も有力な根拠となった。

せっちゅう-しゅぎ [5] 【折衷主義】🔗🔉

せっちゅう-しゅぎ [5] 【折衷主義】 (1)〔哲〕 〔eclecticism〕 相異なる哲学上・宗教上の見解のうちから正しいと思われるものを選び出して調和させようとする考え方。古代哲学ではキケロ,近世哲学ではウォルフ・クーザンなどにみられる。 (2)建築・家具などの様式で,独自の様式を創造せずに過去の歴史的様式を模倣すること。1830年代以後のフランスの建築・工芸などにみられる。歴史主義。

せっちゅう-なわしろ ―ナハ― [5] 【折衷苗代】🔗🔉

せっちゅう-なわしろ ―ナハ― [5] 【折衷苗代】 水苗代と陸(オカ)苗代の様式を折衷させた苗代。種子の発芽や生長に合わせて,水を入れたり,干したりする。

せっちゅう-は [0] 【折衷派】🔗🔉

せっちゅう-は [0] 【折衷派】 江戸時代後期に漢方医学の一派が唱えた医学説。古医方に後世方を折衷し,それぞれの長所を統合する立場をとる。 →古医方 →後世方

せっちゅう-よう ―ヤウ [0] 【折衷様】🔗🔉

せっちゅう-よう ―ヤウ [0] 【折衷様】 社寺建築の一様式。和様を基礎とし,新様式の唐様・天竺(テンジク)様の特徴を取り入れる。鎌倉末期から室町時代にかけて行われた。大阪府の観心寺本堂はその代表例。観心寺様。

せっ-ちゅう [0] 【雪中】🔗🔉

せっ-ちゅう [0] 【雪中】 雪の降る中。雪の積もった中。

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