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せん-り [1] 【千里】🔗🔉

せん-り [1] 【千里】 (1)一里の千倍。 (2)遠く離れていることにいう。また,その所。

――の馬🔗🔉

――の馬 一日に千里も走る名馬。転じて,非常にすぐれた才能のある人にいう。千里の駒(コマ)。

――の行(コウ)も足下(ソツカ)に始まる🔗🔉

――の行(コウ)も足下(ソツカ)に始まる 〔老子〕 遠い旅路も一歩進むことから始まるように,遠大な仕事も手近な物事から始まる。千里の行も一歩より起こる。千里の道も一歩から。

――の堤(ツツミ)も蟻(アリ)の穴から崩れる🔗🔉

――の堤(ツツミ)も蟻(アリ)の穴から崩れる 「蟻の穴から堤も崩れる」に同じ。

――の野に虎(トラ)を放(ハナ)・つ🔗🔉

――の野に虎(トラ)を放(ハナ)・つ のちに災いを残すことのたとえ。「頼朝を東国へ流し遣はしけるは…―・ちたるが如し/盛衰記 17」

――も一里(イチリ)🔗🔉

――も一里(イチリ) 愛する者の所へ行くときは,遠い道のりもさほどに感じられない。

せんり-がん [0][3] 【千里眼】🔗🔉

せんり-がん [0][3] 【千里眼】 遠く離れた土地の出来事や未来のこと,また人の心の中を知りうる能力。また,その能力をもっている人。

せんり-きょう ―キヤウ [0] 【千里鏡】🔗🔉

せんり-きょう ―キヤウ [0] 【千里鏡】 望遠鏡の異名。「―ならびに硝子細工物の類/蘭学事始」

せんり-こう ―カウ [0] 【千里膏】🔗🔉

せんり-こう ―カウ [0] 【千里膏】 江戸時代,はれ物・火傷(ヤケド)・切り傷や,旅の疲れ止めに足などに塗った塗り薬。

せんり-どうふう [1] 【千里同風】🔗🔉

せんり-どうふう [1] 【千里同風】 〔論衡(雷虚)「千里不風,百里不雷」〕 遠く離れた土地にも同じ風が吹くという意。天下がよく治まって太平な世であること。万里同風。

せんり-ばんり [1]-[1] 【千里万里】🔗🔉

せんり-ばんり [1]-[1] 【千里万里】 千里も万里も離れていること。また,物事がはなはだしくかけ離れていること。せんりまんり。「―の隔て」

せん-り [1] 【戦利】🔗🔉

せん-り [1] 【戦利】 (1)戦いで勝利を得ること。 (2)戦争で,物品を奪い取ること。

せんり-ひん [0] 【戦利品】🔗🔉

せんり-ひん [0] 【戦利品】 戦争中,敵国から奪って自国の所有に移した動産。国際法上,敵国の国有財産に限定される。

せん-り [1] 【賤吏】🔗🔉

せん-り [1] 【賤吏】 身分の低い役人。

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