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そうたい-せい-げんり サウ― [7] 【相対性原理】🔗⭐🔉
そうたい-せい-げんり サウ― [7] 【相対性原理】
〔物〕 互いに運動する座標系において,物理の基本法則の形が変わらないという原理。ガリレイの相対性原理は,すべての慣性系で力学の法則が同じ形をとるというもの。アインシュタインの特殊相対性原理は,すべての慣性系で,電磁気を含めたすべての基本法則が同じ形をとるというもの。また一般相対性原理は,互いに加速度運動する座標系も含めて,すべての座標系で,すべての基本法則が不変であるというもの。
→光速不変の原理
そうたい-せい-りろん サウ― [7] 【相対性理論】🔗⭐🔉
そうたい-せい-りろん サウ― [7] 【相対性理論】
〔物〕 アインシュタインにより確立された物理学の理論。特殊相対性理論は,特殊相対性原理と光速不変の原理とにもとづいて,1905年に定式化されたもの。この理論によれば,時間は座標系によって異なる相対時間となり,質量はエネルギーと同等であることなどが導かれる。一般相対性理論は,一般相対性原理と等価原理にもとづいて,1915年に定式化されたもの。この理論によれば,重力は時空の歪みとして記述され,光線の進路や時間の経過が重力場によって影響されることが示される。
そうたい-そくど サウ― [5] 【相対速度】🔗⭐🔉
そうたい-そくど サウ― [5] 【相対速度】
運動する二つの物体の,一方からみた他方の速度。関係速度。
そうたい-てき サウ― [0] 【相対的】 (形動)🔗⭐🔉
そうたい-てき サウ― [0] 【相対的】 (形動)
他との関係・比較の上で成り立っているさま。
⇔絶対的
「―な見方」「物価上昇は―に収入減をもたらす」
そうたい-てき-かじょうじんこう サウ―クワジヨウジンコウ [10] 【相対的過剰人口】🔗⭐🔉
そうたい-てき-かじょうじんこう サウ―クワジヨウジンコウ [10] 【相対的過剰人口】
資本の有機的構成の高度化によって,人口の絶対数の増加とは無関係に生み出される相対的に過剰な労働力。流動的・潜在的・停滞的の三つの形態に区別される。産業予備軍。
そうたい-てき-じょうよかち サウ― [10] 【相対的剰余価値】🔗⭐🔉
そうたい-てき-じょうよかち サウ― [10] 【相対的剰余価値】
剰余価値の一。一日の労働時間を不変とする場合,必要労働時間の短縮によって増大された剰余労働時間が生み出す剰余価値。
⇔絶対的剰余価値
大辞林 ページ 148126。