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そ-かつ ―クワツ [0] 【疎闊】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

そ-かつ ―クワツ [0] 【疎闊】 (名・形動)[文]ナリ 久しく会わず,間柄が親しくない・こと(さま)。疎遠。「交情日々(ヒビ)に―なるは,また故なきにあらざるなり/慨世士伝(逍遥)」

そが-どの 【曾我殿】🔗🔉

そが-どの 【曾我殿】 〔曾我兄弟が貧乏であったことから〕 貧乏。「内証は―/浄瑠璃・長町女腹切(中)」

そが-の-あめ 【曾我の雨】🔗🔉

そが-の-あめ 【曾我の雨】 曾我兄弟が仇(アダ)討ちをした日とされる陰暦五月二八日に降る雨。虎が雨。虎が涙。

そがのたいめん 【曾我の対面】🔗🔉

そがのたいめん 【曾我の対面】 歌舞伎狂言の一。曾我狂言で,曾我の十郎五郎兄弟が敵の工藤祐経と初めて出会う場面。江戸時代は毎年正月に各座で新作され上演されたが,現在は河竹黙阿弥作「寿曾我対面」が行われる。対面。

そがのや 【曾我廼家】🔗🔉

そがのや 【曾我廼家】 1904年(明治37)曾我廼家五郎・十郎が創立した,日本最初の喜劇団。大阪俄(ニワカ)を演技の基礎とした。その後の大阪喜劇の始祖となり,松竹新喜劇に連なる。

そがのや-ごろう ―ゴラウ 【曾我廼家五郎】🔗🔉

そがのや-ごろう ―ゴラウ 【曾我廼家五郎】 (1877-1948) 喜劇俳優。本名,和田久一。1904年(明治37)曾我廼家十郎と大阪に喜劇団を結成,新しい分野を開拓した。一堺漁人の名で一〇〇〇編をこす脚本を書いた。

そが-は 【曾我派】🔗🔉

そが-は 【曾我派】 室町時代の曾我蛇足(ジヤソク)を祖とする日本画の一派。江戸初期に曾我直庵,その子二直庵,中期に蕭白(シヨウハク)が活躍した。

そが-まつり [3] 【曾我祭】🔗🔉

そが-まつり [3] 【曾我祭】 江戸の歌舞伎劇場で催した行事。正月の曾我狂言が当たって五月まで継続して興行したとき,曾我兄弟の討ち入りした五月二八日に行なった。1753年,中村座で行なったのが始まり。

そが-もの [0] 【曾我物】🔗🔉

そが-もの [0] 【曾我物】 曾我兄弟の仇(アダ)討ちを題材とした,能・幸若舞(コウワカマイ)・浄瑠璃・歌舞伎などでの総称。

そがものがたり 【曾我物語】🔗🔉

そがものがたり 【曾我物語】 軍記物語。一〇巻または一二巻。南北朝時代から室町前期にかけて成立。曾我兄弟の生い立ちから仇(アダ)討ちの達成と後日談をのべる。後世,能・幸若舞・浄瑠璃・歌舞伎などに題材を提供した。

大辞林 ページ 148191