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ぞくさん-おう ―ワウ [3] 【粟散王】🔗🔉

ぞくさん-おう ―ワウ [3] 【粟散王】 粟散国の王。

ぞくさん-こく 【粟散国】🔗🔉

ぞくさん-こく 【粟散国】 (1)小さな国。「十六の大国,五百の中国,無量の―までの代々の帝/義経記 5」 (2)(インドや中国などの大国に対して)日本のこと。「―の主として此の大内を造られたる事/太平記 12」

ぞくさん-へんじ ―ヂ [5] 【粟散辺地】🔗🔉

ぞくさん-へんじ ―ヂ [5] 【粟散辺地】 辺鄙(ヘンピ)なところにある小さな国。また,日本。ぞくさんへんち。「さすが我朝は―の境,濁世末代といひながら/平家 2」

ぞくさん-へんど [5] 【粟散辺土】🔗🔉

ぞくさん-へんど [5] 【粟散辺土】 「粟散辺地」に同じ。

そく-し [1] 【足趾】🔗🔉

そく-し [1] 【足趾】 あしあと。足。

そく-し [0] 【即死】 (名)スル🔗🔉

そく-し [0] 【即死】 (名)スル 事故や災難にあい,すぐその場で死ぬこと。「心臓を撃ち抜かれて―する」

そく-じ [0] 【仄字】🔗🔉

そく-じ [0] 【仄字】 仄韻の字。上声(ジヨウシヨウ)・去声(キヨシヨウ)・入声(ニツシヨウ)の漢字。 ⇔平字(ヒヨウジ)

そく-じ [1] 【即自】🔗🔉

そく-じ [1] 【即自】 〔(ドイツ) an sich〕 〔哲〕 物の在り方が直接的で自足しており,無自覚で他者や否定の契機をもたないこと。へーゲル弁証法では,未だ対立の意識をもたない直接無媒介の状態とされ,この直接態が矛盾を生じ自と他の対立から反省を経て対自となり,さらに自他を止揚した即自かつ対自に至るとされる。これらは弁証法の正・反・合に対応している。アン-ジッヒ。

そくじ-かつ-たいじ 【即自且つ対自】🔗🔉

そくじ-かつ-たいじ 【即自且つ対自】 〔(ドイツ) an und fr sich〕 ヘーゲル弁証法で,「即自(アン-ジッヒ)」と「対自(フュール-ジッヒ)」の統一。即自は自己発展により対自となり,さらにこの対立が否定されて即自かつ対自となる。アン-ウント-フュール-ジッヒ。 →対自

そく-じ [1] 【即事】🔗🔉

そく-じ [1] 【即事】 目の前のこと。また,その場の事柄や風景をよんだ詩歌。「寒夜の―をことば明らかに,五言の絶句にぞ作らせたまひける/太平記 12」

大辞林 ページ 148202