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その-へん [0] 【其の辺】🔗🔉

その-へん [0] 【其の辺】 (1)そのあたり。「―まで御一緒しましょう」 (2)そのぐらい。その程度。「―で手を打とう」 (3)その事柄に関する方面。「―のいきさつがどうもよくわからない」

その-ほう ―ハウ [3] 【其の方】 (代)🔗🔉

その-ほう ―ハウ [3] 【其の方】 (代) 二人称。室町・江戸時代,武士・僧侶などが目下の者を呼ぶのに用いる。おまえ。「―よくも量り知つて,時政が家来を追退け,今の難義を救ふたるは/浄瑠璃・千本桜」

その-ほか [2] 【其の外】🔗🔉

その-ほか [2] 【其の外】 それ以外。その他。

その-まま [4] 【其の儘】🔗🔉

その-まま [4] 【其の儘】 (1)今までの状態のとおり。あるがまま。「―動くな」「聞いたことを―話す」 (2)よく似ていること。そっくり。「本物―に作られた偽造品」 (3)間をおかずすぐに。「鞄(カバン)を置くなり―遊びに行った」 〔副詞的用法の場合,アクセントは [0]〕

その-みち [0] 【其の道】🔗🔉

その-みち [0] 【其の道】 (1)ある専門の方面。「―の権威」「―に明るい人」 (2)好色の方面。色の道。

その-むかし [0] 【其の昔】🔗🔉

その-むかし [0] 【其の昔】 むかし。「むかし,むかし,―」

その-むき [3] 【其の向き】🔗🔉

その-むき [3] 【其の向き】 (1)その方面。その方向。「―の本」 (2)その方面を取り締まる役所。そのすじ。

その-もと 【其の許】 (代)🔗🔉

その-もと 【其の許】 (代) 二人称。やや目下の者に用いる。おまえ。そなた。君。「これさ若い人,そりや―の覚え違ひ/浄瑠璃・千本桜」

その-もの [4][2] 【其の物・其の者】🔗🔉

その-もの [4][2] 【其の物・其の者】 (1)いま問題になっているもの。それ自体。当のもの。「―ずばり」 (2)他のなにものでもなく,まさしくそれ自身。上の語と同格の関係にたち,その語を強める。「計画―に無理があった」「まじめ―」 (3)とりたてていうほどのもの。「―ともなけれど,やどり木といふ名,いとあはれなり/枕草子 40」

大辞林 ページ 148305