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それ-きり [4] 【其れ切り】🔗🔉

それ-きり [4] 【其れ切り】 (1)それで最後。それかぎり。それっきり。「―になってしまった」「―挨拶にも来ない」「―消息を絶った」 (2)それで全部。それだけ。それっきり。「手持ちはたった―か」 〔副詞的用法の場合,アクセントは [0]〕

それ-くらい ―クラ [0] 【其れ位】🔗🔉

それ-くらい ―クラ [0] 【其れ位】 〔「それぐらい」とも〕 前述の事柄と比較して,それと同じ程度・量であることを表す語。副詞的にも用いる。それほど。そのくらい。「―のことは子供にもわかる」「―がまんしなさい」「一日分としては―が適当だ」

それ-こそ [3] 【其れこそ】🔗🔉

それ-こそ [3] 【其れこそ】 (1)特にそれは。「―ぼくの言いたいことだ」 (2)まさしく。それはもう。「先生に見つかったら,―大変よ」 (3)それはあたかも。それはまるで。「―つかみかからんばかりのけんまくで詰め寄る」

それ-さま 【其れ様】 (代)🔗🔉

それ-さま 【其れ様】 (代) 二人称。そなたさま。あなたさま。多くは女性が用いた。「―へ御状ひとつ,と機嫌のよき折ふしを見合はせ/浮世草子・一代女 2」

それ-しき [0][2] 【其れ式】🔗🔉

それ-しき [0][2] 【其れ式】 わずかそれぐらい。そんな程度。「―のことでくよくよするな」

それ-じしん [3] 【其れ自身】🔗🔉

それ-じしん [3] 【其れ自身】 ほかでもない,そのこと自体。それ自体。「内容―は悪くないが,面白味に欠ける」

それ-じたい [3] 【其れ自体】🔗🔉

それ-じたい [3] 【其れ自体】 「それ自身」に同じ。「発想―に問題がある」

それ-しゃ [2] 【其れ者】🔗🔉

それ-しゃ [2] 【其れ者】 (1)芸者。女郎。「―の出身(アガリ)らしい四十恰好の粋な妻君/社会百面相(魯庵)」 (2)その道に通じた人。くろうと。「世の中の巾着切りも,腹のうちからの―にもあらず/浮世草子・諸艶大鑑 3」

それしゃ-あがり [4] 【其れ者上(が)り】🔗🔉

それしゃ-あがり [4] 【其れ者上(が)り】 前に芸者や遊女であった女。「友達の女房は,小意気で婀娜(アダ)で,―か鯨舎あがりで/滑稽本・浮世床(初)」

大辞林 ページ 148359