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たい-さばき [3] 【体捌き】🔗🔉

たい-さばき [3] 【体捌き】 柔道で,相手の姿勢をくずしたり,自分の姿勢をくずされないように,すみやかに動いて攻防に備えること。

たい-さん [0] 【大盞】🔗🔉

たい-さん [0] 【大盞】 大きなさかずき。大杯。

たい-さん [0] 【耐酸】🔗🔉

たい-さん [0] 【耐酸】 酸におかされにくいこと。「―性」

たい-さん [0] 【退散】 (名)スル🔗🔉

たい-さん [0] 【退散】 (名)スル (1)集まっていたものが別れ散ること。また,単にその場から引き揚げること。「早々に―する」 (2)逃げ去ること。「敵の軍勢は―した」

たい-ざん [1] 【大山・太山】🔗🔉

たい-ざん [1] 【大山・太山】 大きな山。

――鳴動(メイドウ)して鼠(ネズミ)一匹🔗🔉

――鳴動(メイドウ)して鼠(ネズミ)一匹 前触れの騒ぎばかりが大きくて,実際の結果の小さいことのたとえ。 〔「大山」は「泰山」とも書く〕

――も蟻穴(ギケツ)より崩(クズ)る🔗🔉

――も蟻穴(ギケツ)より崩(クズ)る 大きな山でもアリの小さな穴から次第に崩れていく。小さなことでも油断しているとそれがもとで大きな危難を招くことのたとえ。

たい-ざん 【泰山・岱山・太山】🔗🔉

たい-ざん 【泰山・岱山・太山】 (1)中国,山東省の中央部,済南の南に位置する名山。五岳の一。秦代から皇帝が封禅の儀式を行なった所。道教信仰の中心。海抜1524メートル。タイ-シャン。 (2) [1] 高い山。大山。

――の安きに置く🔗🔉

――の安きに置く 物事をどっしりと安定させる。

――は土壌(ドジヨウ)を譲らず🔗🔉

――は土壌(ドジヨウ)を譲らず 泰山は小さな土くれでも拒まずに包含して大きな山になったように,大事業をなす者は度量が大きく,人々の小さい意見もよく聞き入れる。 →河海は細流を択(エラ)ばず

――を挟(ワキバサ)みて北海(ホツカイ)を超ゆ🔗🔉

――を挟(ワキバサ)みて北海(ホツカイ)を超ゆ 〔孟子(梁恵王上)〕 太山(泰山)をわきにかかえて北海をこえる。人力ではとてもできないことのたとえ。

たいざん-ふくん [6][5] 【泰山府君】🔗🔉

たいざん-ふくん [6][5] 【泰山府君】 〔「たいざんぶくん」「たいさんふくん」とも〕 (1)中国の泰山の神。人の寿命・福禄をつかさどる神として道家でまつる。また,仏教と習合して十王の一人に数えられ,閻魔(エンマ)王の太子ともその書記ともいう。日本では素戔嗚尊(スサノオノミコト)と同一視されて陰陽家でまつられる。太山府君。泰山王。 (2)能の一。五番目物。世阿弥作。桜町中納言が,散りゆく桜を惜しんで泰山府君にその延命を祈ると,府君が出現し花の盛りを延ばす。

大辞林 ページ 148476