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たえ-て [1] 【絶えて】 (副)🔗🔉

たえ-て [1] 【絶えて】 (副) (1)(下に打ち消しの語を伴って)まったく。少しも。全然。「そのような話は―聞かぬ」「世の中に―桜のなかりせば/伊勢 82」 (2)ある時点を境として,それ以後ずっと。「彼とは―久しく会っていない」 (3)のこらず。すっかり。「―忘れていた」

たえない タヘ― 【堪えない】 (連語)🔗🔉

たえない タヘ― 【堪えない】 (連語) 〔動詞「たえる」に打ち消しの助動詞「ない」の付いたもの〕 (1)感情などを抑えることができない。「憂慮に―ない」 (2)負担などに対応できない。「聞くに―ない」「その任に―ない」 →たえる(堪)

たえ-なる タヘ― [0] 【妙なる】 (連体)🔗🔉

たえ-なる タヘ― [0] 【妙なる】 (連体) 〔文語形容動詞「妙(タエ)なり」の連体形から〕 言葉で表せないほどすばらしい。霊妙な。「―笛の音」

たえ-の-うら タヘ― 【妙浦】🔗🔉

たえ-の-うら タヘ― 【妙浦】 鯛浦(タイノウラ)の別名。

たえ-は・てる [0][4] 【絶(え)果てる】 (動タ下一)[文]タ下二 たえは・つ🔗🔉

たえ-は・てる [0][4] 【絶(え)果てる】 (動タ下一)[文]タ下二 たえは・つ (1)すっかりなくなってしまう。とだえる。「便りも―・てた」「全快する望はもう―・ててゐるやうな/すみだ川(荷風)」 (2)息が絶える。死ぬ。「夜中うち過ぐるほどになむ―・て給ひぬる/源氏(桐壺)」

たえ-ま [3] 【絶(え)間】🔗🔉

たえ-ま [3] 【絶(え)間】 (1)続いている物事のとだえている間。あいま。「雨の―」 →絶え間無い (2)とぎれている所。切れ間。切れ目。「雲の―」

たえま 【当麻】🔗🔉

たえま 【当麻】 能の一。五番目物。世阿弥作。大和国の当麻(タイマ)寺で,中将姫が弥陀の来迎を祈って浄土曼荼羅を織った故事を筋とし,弥陀称名の教えの尊さを主題とする。 →当麻(タイマ)

たえま-な・い [4] 【絶(え)間無い】 (形)[文]ク たえまな・し🔗🔉

たえま-な・い [4] 【絶(え)間無い】 (形)[文]ク たえまな・し とだえることがない。休みない。「―・く降り続く雨」「―・い努力」

大辞林 ページ 148633