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――を抱(イダ)きて火を救う🔗🔉

――を抱(イダ)きて火を救う 〔戦国策(魏策)〕 害を除こうとして,かえってそれを助長してしまうことのたとえ。

たきぎ-のう [3] 【薪能】🔗🔉

たきぎ-のう [3] 【薪能】 神事能の一。陰暦二月六日から一週間,奈良興福寺の修二会(シユニエ)の際に四座の大夫によって演じられたもの。幕末に廃れたが復興され,五月一一,一二日に行われる。また,諸社寺などで夜間にかがり火をたいて行う野外能をもいう。[季]夏。

たきぎ-の-ぎょうどう ―ギヤウダウ 【薪の行道】🔗🔉

たきぎ-の-ぎょうどう ―ギヤウダウ 【薪の行道】 法華八講の法会の三日目に,行基の作と伝えられる「法華経を我が得しことは薪こり菜つみ水くみ仕へてぞ得し」の歌を唱えながら,薪を背負い水桶をかついだ者が,大勢の僧の後について歩く儀式。「―などありて舞楽をも奏せらるべきなれど/延徳御八講記」

だき-ぐせ [0] 【抱(き)癖】🔗🔉

だき-ぐせ [0] 【抱(き)癖】 赤ん坊をいつも抱いてかわいがっているため,抱かないと泣きやまなかったり,むずかったりすること。「―がつく」

たき-ぐち [0] 【焚き口】🔗🔉

たき-ぐち [0] 【焚き口】 かまどなどの,燃料を入れたり点火したりするための口。

たき-ぐち [0] 【滝口】🔗🔉

たき-ぐち [0] 【滝口】 (1)滝の流れ落ちる所。 (2)清涼殿の北東にある御溝水(ミカワミズ)の落ち口。 (3)〔(2)に詰めていたことから〕 平安・鎌倉時代,蔵人所(クロウドドコロ)に属し,宮中の警護にあたった武士。滝口の武士。

たきぐち-どころ [5] 【滝口所】🔗🔉

たきぐち-どころ [5] 【滝口所】 滝口{(3)}の詰め所。滝口の陣。 →内裏

たきぐち-の-じん ―ヂン 【滝口の陣】🔗🔉

たきぐち-の-じん ―ヂン 【滝口の陣】 「滝口所」に同じ。

たきぐち 【滝口】🔗🔉

たきぐち 【滝口】 姓氏の一。

たきぐち-しゅうぞう ―シウザウ 【滝口修造】🔗🔉

たきぐち-しゅうぞう ―シウザウ 【滝口修造】 (1903-1979) 詩人・美術評論家。富山県生まれ。慶大在学中から詩作。シュールレアリスムの紹介・評論にもつとめた。

たきぐち-にゅうどう ―ニフダウ 【滝口入道】🔗🔉

たきぐち-にゅうどう ―ニフダウ 【滝口入道】 (1)平安末期の僧。本名,斎藤時頼。はじめ滝口の武士で平重盛の臣。建礼門院の雑仕横笛に恋慕,父に反対されて出家。のち高野山で行いすまし,平維盛入水の導師となった(平家物語)。 (2)小説。高山樗牛(チヨギユウ)作。1894年(明治27)発表。平家物語の{(1)}の話を潤色。

大辞林 ページ 148687