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た-な・る 【手馴る】 (動ラ下二)🔗🔉

た-な・る 【手馴る】 (動ラ下二) 手になれる。なれる。てなる。「君が手にはた―・るべらなり/躬恒集」

た-なれ 【手馴れ】🔗🔉

た-なれ 【手馴れ】 (1)手に慣れていること。使い慣れていること。「我が背子が―のみ琴地(ツチ)に置かめやも/万葉 812」 (2)飼いならすこと。よくなついていること。「―の駒の帰りくるかも/詞花(雑上)」

た-なん [0][1] 【多難】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

た-なん [0][1] 【多難】 (名・形動)[文]ナリ 困難や災難の多い・こと(さま)。「前途―」「―な一年だった」

たに [2] 【谷・渓・谿】🔗🔉

たに [2] 【谷・渓・谿】 (1)山または丘にはさまれた細長い溝状の低地。一般には河川の浸食による河谷が多い。成因によって川や氷河による浸食谷と断層や褶曲(シユウキヨク)による構造谷とに分ける。また,山脈に沿う谷を縦谷(ジユウコク),山脈を横切るものを横谷(オウコク)という。 (2)高い所にはさまれた低い部分。「波の―」「気圧の―」 (3)二つの屋根の流れが交わる所。「―樋」

たに 【谷】🔗🔉

たに 【谷】 姓氏の一。

たに-かんじょう ―カンジヤウ 【谷干城】🔗🔉

たに-かんじょう ―カンジヤウ 【谷干城】 ⇒たにたてき(谷干城)

たに-じちゅう 【谷時中】🔗🔉

たに-じちゅう 【谷時中】 (1598-1649) 江戸初期の儒学者。土佐の人。名は素有。僧名,慈冲。僧籍に入ったが,南村梅軒に師事し,のちに還俗。儒学と医学を専門とし,土佐朱子学派(南学)の中心的人物となった。弟子に野中兼山・山崎闇斎らがある。著「素有文集」

たに-じんざん 【谷秦山】🔗🔉

たに-じんざん 【谷秦山】 (1663-1718) 江戸中期の神道家・儒学者。土佐の人。名は重遠。山崎闇斎の垂加神道を基本にしながら,渋川春海から天文・暦学を学んだ。著「秦山集」「保建大記打聞」など。

大辞林 ページ 148894