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たま-いれ [3][0] 【玉入れ】🔗⭐🔉
たま-いれ [3][0] 【玉入れ】
小学校などの運動会で,紅白に分かれて,竿の先につけた籠の中にそれぞれの玉を投げ入れ,入った数をきそう競技。
たま・う タマフ [2] 【給う】 (動ワ五[ハ四])🔗⭐🔉
たま・う タマフ [2] 【給う】 (動ワ五[ハ四])
〔古語の動詞「たまふ(賜・給)」の現代での用法〕
動詞の連用形に付いて,補助動詞として用いられる。男性が同輩または同輩以下の人に対して,軽い敬意または親しみの気持ちをこめていう。命令形「たまえ」の形で命令の意を表すのに多く用いられるが,命令形以外の形もまれには用いられる。「まあ入り―・え」「これを見―・え」「おい,よし―・え」「あまり悲しみ―・うな」
→たまう(動ハ四)
たま・う タマフ 【嘔吐ふ】 (動ハ四)🔗⭐🔉
たま・う タマフ 【嘔吐ふ】 (動ハ四)
胃の中のものを口から出す。へどをはく。「恐て―・ひつ/日本書紀(皇極訓)」
たま・う タマフ 【賜ふ・給ふ】🔗⭐🔉
たま・う タマフ 【賜ふ・給ふ】
■一■ (動ハ四)
(1)「与える」の意の尊敬語。おあげになる。「この歌は,ある人,あめのみかどの近江のうねめに―・ひけるとなむ申す/古今(恋四左注)」
(2)「くれる」の尊敬語。くださる。「草枕旅の翁と思ほして針そ―・へる縫はむ物もが/万葉 4128」
(3)「(人を)つかわす」「派遣する」の尊敬語。おつかわしになる。「このありつる人(=サッキノ人)―・へ/伊勢 62」
(4)〔「いざたまへ」の形で,上に来る動詞を省略して〕
その動作をするよううながす言葉。さあ…して下さい。「いざ―・へ,もろともに見むよ/源氏(葵)」
(5)(補助動詞)
動詞または尊敬・受け身などの助動詞の連用形に付いて,(ア)動作の主体に対する尊敬の意を表す。(a)…てくださる。…てくれる。「旅行きもし知らぬ君を恵み―・はな/万葉 3930」(b)なさる。お…になる。「女御・更衣あまたさぶらひ―・ひけるなかに,すぐれて時めき―・ふありけり/源氏(桐壺)」(c)
〔助動詞「す」「さす」などとともに「せたまふ」「させたまふ」などの形で〕
帝(ミカド)や高貴の人の動作に用いて,より程度の高い尊敬の意を表す。「二月一日のほどに二条の宮へ出でさせ―・ふ/枕草子 278」(イ)
〔上位の者の下位の者に対する動作を表す語に付けて〕
恩恵を与える意を表すのに用いる。…してやる。してつかわす。「朕(アレ)は汝(ミマシ)の志をば
らくの間も忘れうましじみなも悲しび―・ひしのひ―・ひ大御泣(オオミネ)哭かしつつおほまします/続紀(天応一宣命)」
(6)(多く命令形「たまへ」の形で)男性が同輩または同輩以下の人に対して,軽い敬意または親しみの気持ちをこめていう。近世江戸語以降の用法。「是々,屋敷は屋敷,爰はここぢや。平(タイラ)にし―・へ/洒落本・辰巳之園」「大愚先生もおかしな腰つ付きをして,そして何をきよろ
さがして居―・ふのだ/滑稽本・七偏人」
■二■ (動ハ下二)
(1)飲食物をもらう意の謙譲語。いただく。「鈴が音の駅(ハユマウマヤ)の堤井の水を―・へな妹が直手(タダテ)よ/万葉 3439」「黒き白きの御酒(ミキ)を赤丹のほに―・へゑらき/続紀(天平神護一宣命)」
(2)(補助動詞)
動詞(多く「聞く」「見る」「思ふ」など)の連用形に付いて,補助動詞として用いられる。(ア)その動作を尊敬の対象とする者から受ける意を表す。…させていただく。「総哲(テチ)にして勤(ハゲ)み精進するひと,皆来りて同会に集れるを見―・へしかども/地蔵十輪経(元慶点)」(イ)話し手または話し手側の動作を表す語に付けて,へりくだった丁寧な言い方にする。「かしこき御心ざしを思ひ―・へ侍る/源氏(桐壺)」「かの大納言の御むすめものしたまふと聞き―・へしは/源氏(若紫)」「見―・へぬほどのことなども,あれは知りてはべめり/大鏡(昔物語)」
〔下二段活用は四段活用から派生したもの〕
らくの間も忘れうましじみなも悲しび―・ひしのひ―・ひ大御泣(オオミネ)哭かしつつおほまします/続紀(天応一宣命)」
(6)(多く命令形「たまへ」の形で)男性が同輩または同輩以下の人に対して,軽い敬意または親しみの気持ちをこめていう。近世江戸語以降の用法。「是々,屋敷は屋敷,爰はここぢや。平(タイラ)にし―・へ/洒落本・辰巳之園」「大愚先生もおかしな腰つ付きをして,そして何をきよろ
さがして居―・ふのだ/滑稽本・七偏人」
■二■ (動ハ下二)
(1)飲食物をもらう意の謙譲語。いただく。「鈴が音の駅(ハユマウマヤ)の堤井の水を―・へな妹が直手(タダテ)よ/万葉 3439」「黒き白きの御酒(ミキ)を赤丹のほに―・へゑらき/続紀(天平神護一宣命)」
(2)(補助動詞)
動詞(多く「聞く」「見る」「思ふ」など)の連用形に付いて,補助動詞として用いられる。(ア)その動作を尊敬の対象とする者から受ける意を表す。…させていただく。「総哲(テチ)にして勤(ハゲ)み精進するひと,皆来りて同会に集れるを見―・へしかども/地蔵十輪経(元慶点)」(イ)話し手または話し手側の動作を表す語に付けて,へりくだった丁寧な言い方にする。「かしこき御心ざしを思ひ―・へ侍る/源氏(桐壺)」「かの大納言の御むすめものしたまふと聞き―・へしは/源氏(若紫)」「見―・へぬほどのことなども,あれは知りてはべめり/大鏡(昔物語)」
〔下二段活用は四段活用から派生したもの〕
大辞林 ページ 148943。