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たまり [0] 【溜まり】🔗⭐🔉
たまり [0] 【溜まり】
〔動詞「溜まる」の連用形から〕
(1)人が集まって控えている所。(ア)江戸時代,奉行所にあった控え所。(イ)相撲で,土俵際の審判員や行司・力士などが控えている所。土俵だまり。
(2)味噌からしたたった液汁。
(3)「たまり醤油」の略。
(4)こらえること。「年取つた人は,かうと言つたら―がないんですわ/桑の実(三重吉)」
→ひとたまり
(5)(水などの)たまった所。また,たまったもの。「中島に水の―に/宇津保(藤原君)」
たまり-じょうゆ ―ジヤウ― [4] 【溜まり醤油】🔗⭐🔉
たまり-じょうゆ ―ジヤウ― [4] 【溜まり醤油】
大豆麹に塩水を混ぜ熟成させて造った濃厚な醤油。愛知・岐阜を中心に生産され主に関西で使用される。たまり。
たまり-の-ま 【溜の間】🔗⭐🔉
たまり-の-ま 【溜の間】
江戸城中,黒書院に付属して設けられた控え室。
たまり-のま-づめ [0] 【溜の間詰】🔗⭐🔉
たまり-のま-づめ [0] 【溜の間詰】
徳川幕府が親藩・譜代の大名に対してあたえた待遇・資格。また,それを許された大名。登城の際,本来将軍が老中を謁見する場である溜の間に詰める。松平・保科・井伊などの高い格式をもつ親藩・譜代大名とともに,老中経験者が選ばれた。
たまり-ば [0] 【溜まり場】🔗⭐🔉
たまり-ば [0] 【溜まり場】
ある仲間がいつも集まったり出入りしている場所・店。
たまり-みず ―ミヅ [3] 【溜まり水】🔗⭐🔉
たまり-みず ―ミヅ [3] 【溜まり水】
たまって流れない水。
たまり-か・ねる [5] 【堪り兼ねる】 (動ナ下一)[文]ナ下二 たまりか・ぬ🔗⭐🔉
たまり-か・ねる [5] 【堪り兼ねる】 (動ナ下一)[文]ナ下二 たまりか・ぬ
それ以上我慢ができなくなる。辛抱できなくなる。「あまりのうるささに―・ねて文句を言う」
だまり-こく・る [5] 【黙りこくる】 (動ラ五[四])🔗⭐🔉
だまり-こく・る [5] 【黙りこくる】 (動ラ五[四])
一言も話さず,黙ったままでいる。「何を聞いても―・っている」
大辞林 ページ 148969。