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――に縋(スガ)・る🔗🔉

――に縋(スガ)・る 去ろうとする人の袂を捉(トラ)えて引き留める。重ねて懇願したり,哀れみを請うことにいう。

――を絞(シボ)・る🔗🔉

――を絞(シボ)・る 涙でぬれた袂をしぼる。泣く。

――を連(ツラ)・ねる🔗🔉

――を連(ツラ)・ねる 同じ行動をとる。「―・ねて脱会する」

――を分か・つ🔗🔉

――を分か・つ 行動を別にする。絶交する。「今日かぎり彼と―・つ」

たもと-おとし [4] 【袂落(と)し】🔗🔉

たもと-おとし [4] 【袂落(と)し】 タバコ入れ・汗ふきなどをはさむ小さい袋。紐(ヒモ)の両端にその二個を結びつけ,懐中から左右のたもとに落としておく。 袂落とし [図]

たもと-くそ [3] 【袂糞】🔗🔉

たもと-くそ [3] 【袂糞】 和服の袖の底に自然とたまるごみ。

たもと-どけい [4] 【袂時計】🔗🔉

たもと-どけい [4] 【袂時計】 懐中時計。

たもと-の-つゆ 【袂の露】🔗🔉

たもと-の-つゆ 【袂の露】 袖にかかる涙。「ほに出でぬ物思ふらし篠すすき招く―しげくして/源氏(宿木)」

た-もとおり ―モトホリ 【徘徊り】 (枕詞)🔗🔉

た-もとおり ―モトホリ 【徘徊り】 (枕詞) 〔動詞「たもとおる」の連用形から〕 「ゆきめぐる」意から「ゆきみ(=地名)」にかかる。「―行箕(ユキミ)の里に妹を置きて/万葉 2541」

た-もとお・る ―モトホル 【徘徊る】 (動ラ四)🔗🔉

た-もとお・る ―モトホル 【徘徊る】 (動ラ四) 〔「た」は接頭語〕 同じ場所を行ったり来たりする。行き廻る。もとおる。「若子(ミドリゴ)の這ひ―・り朝夕に/万葉 458」

だ-もの [0] 【駄物】🔗🔉

だ-もの [0] 【駄物】 下等のもの。質の悪いもの。

た-もり [1] 【田守】🔗🔉

た-もり [1] 【田守】 稲田の番をすること。また,その番人。

たも・る 【賜る・給る】 (動ラ四)🔗🔉

たも・る 【賜る・給る】 (動ラ四) 〔「たまはる」の変化した「たもうる」の転。中世以降の語〕 (1)くださる。くれる。「それならば何なりともいとまを―・れ/狂言・乞聟」 (2)動詞の連用形に助詞「て」の付いた形に付いて,補助動詞として用いる。…てくださる。…てくれる。「己がこれ程にいふのに心に従うて―・らん/歌舞伎・好色伝授」

大辞林 ページ 148986