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ちく-ら 【筑羅】🔗🔉

ちく-ら 【筑羅】 〔朝鮮半島と日本との間にある巨済島の古名「盧(トクラ)」の転という。それが二国の間に位置するところから〕 日本とも中国ともつかないこと。どっちつかずのこと。筑羅が沖。「―手くらの一夜検校/浄瑠璃・博多小女郎(上)」

ちくら-が-おき 【筑羅が沖】🔗🔉

ちくら-が-おき 【筑羅が沖】 (1)対馬の沖合。朝鮮海峡のあたり。「唐と日本の潮ざかひ,―に陣をとる/幸若・大臣」 (2)「筑羅」に同じ。「和漢まぜこぜ―だ/洒落本・辰巳婦言」 (3)中途半端なこと。あいまいなこと。また,その人。「どちら着ずの―/浮雲(四迷)」

ちくら-もの 【筑羅者】🔗🔉

ちくら-もの 【筑羅者】 日本人とも中国人ともつかぬ者。どこの者とも分からぬ者。「唐と日本の潮ざかひ,―かと疑へり/浄瑠璃・国性爺合戦」

ちくら 【千倉】🔗🔉

ちくら 【千倉】 千葉県南部,安房(アワ)郡の町。太平洋に臨む漁業の町。冬も温暖で,花卉(カキ)の露地栽培も盛ん。

ちくり [2][3] (副)🔗🔉

ちくり [2][3] (副) (多く「と」を伴って) (1)針など先のとがったもので皮膚を刺すさま。また,そのような痛みを感じるさま。「蜂に―と刺された」「胸が―とする」 (2)効果的な短い言葉で人を刺激するさま。「―と皮肉を言う」 (3)程度がわずかなさま。「月は―と萩に移ろふ/犬子集」

ちくり-ちくり [2][4] (副)🔗🔉

ちくり-ちくり [2][4] (副) 針などで,連続して軽く刺すさま。「―(と)つっ突く」「―(と)皮肉を言う」

チグリジア [3] (ラテン) Tigridia🔗🔉

チグリジア [3] (ラテン) Tigridia アヤメ科の春植え球根草。中南米原産。夏,高さ約40センチメートルの花茎の先に,三,四花をつける。花は白・黄・赤などで外花被片が三角形に開く。

チグリス Tigris🔗🔉

チグリス Tigris イラクを貫流する河川。トルコ東部のアナトリア高原に源を発し,下流でユーフラテス川と合流,シャトルアラブ川となりペルシャ湾に注ぐ。中流にバグダッドがある。流域のメソポタミア地方は古代文明発祥の地。長さ1899キロメートル。

ちく-りゅう ―リフ [0] 【矗立】 (名)スル🔗🔉

ちく-りゅう ―リフ [0] 【矗立】 (名)スル まっすぐに立つこと。そびえ立つこと。「我等は―せる岩壁の天に聳ゆるを見る/即興詩人(鴎外)」

大辞林 ページ 149199