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ちどり-そう ―サウ [0] 【千鳥草】🔗🔉

ちどり-そう ―サウ [0] 【千鳥草】 (1)ラン科の多年草。深山の草地に自生。主根は肥厚し手形状に切れ込んでいる。茎は高さ約40センチメートルで,下半に線状披針形の葉を少数互生。夏,茎頂に淡紅色の小花を総状につけ,花の基部に線形の蹴爪(ケヅメ)がある。テガタチドリ。 (2)ヒエンソウの別名。 千鳥草(1) [図]

ちどり-の-き [1] 【千鳥の木】🔗🔉

ちどり-の-き [1] 【千鳥の木】 カエデ科の落葉高木。山中に自生。葉は対生し,狭倒卵形で先がとがり重鋸歯がある。雌雄異株。翼果の翼は鈍角に開く。ヤマシバカエデ。

ちどり-の-こうろ ―カウロ 【千鳥の香炉】🔗🔉

ちどり-の-こうろ ―カウロ 【千鳥の香炉】 砧(キヌタ)青磁の三脚の聞香炉。宗祇・織田信長・豊臣秀吉らが所持したという。底の中央に高台があって脚が宙に浮くのを千鳥に見立てて名付けられたという。また,この形の香炉。

ちどり-はふ [4] 【千鳥破風】🔗🔉

ちどり-はふ [4] 【千鳥破風】 屋根の斜面の中程に装飾あるいは換気・採光のために設ける三角形の破風。障泥(アオリ)破風。据え破風。 千鳥破風 [図]

ちどり 【千鳥】🔗🔉

ちどり 【千鳥】 狂言の一。金なしで酒を求めるよう主人に命ぜられた太郎冠者は,すでに借りのある酒屋へ行き,千鳥を捕らえるまねや津島祭の話などをしてまんまと酒をせしめる。津島祭。

ちどり-が-ふち 【千鳥ヶ淵】🔗🔉

ちどり-が-ふち 【千鳥ヶ淵】 東京都千代田区にある,旧江戸城の内堀の一部。無名戦没者をまつる千鳥ヶ淵戦没者墓苑がある。桜の名所。

ちどりのきょく 【千鳥の曲】🔗🔉

ちどりのきょく 【千鳥の曲】 箏曲(ソウキヨク)の一。 (1)吉沢検校(ケンギヨウ)作曲。純箏曲で「六段」と並ぶ代表曲。古今組の一。「古今集」「金葉集」から千鳥に関する和歌を一首ずつ選んで前唄・後唄とし,前弾きと手事をつけたもの。 (2)「梅枝(ウメガエ)」に同じ。

大辞林 ページ 149245