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ち-どん [0] 【痴鈍】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

ち-どん [0] 【痴鈍】 (名・形動)[文]ナリ 愚かで,頭の働きがにぶい・こと(さま)。「いかに―な僕と雖も/明暗(漱石)」

ち-な 【千名】🔗🔉

ち-な 【千名】 いろいろの評判。さまざまのうわさ。「我が名はも―の五百名(イオナ)に立ちぬとも/万葉 731」

ち-ない [1] 【地内】🔗🔉

ち-ない [1] 【地内】 ⇒じない(地内)

ち-ながし [2] 【血流し】🔗🔉

ち-ながし [2] 【血流し】 刀身についている細長いみぞ。樋(ヒ)の異名。

ち-なまぐさ・い [5] 【血腥い】 (形)[文]ク ちなまぐさ・し🔗🔉

ち-なまぐさ・い [5] 【血腥い】 (形)[文]ク ちなまぐさ・し (1)血が多く流れて,なまぐさいにおいがする。血のにおいがする。「―・い戦場の風」 (2)流血を目前にするような残酷なようすであるさま。「―・い話」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)

ちなみ [3] 【因】🔗🔉

ちなみ [3] 【因】 〔動詞「ちなむ(因)」の連用形から〕 (1)関係。縁。つながり。因縁。「悪の基(モトイ)とその―を何とふせぐべきぞ/どちりなきりしたん」 (2)堅いちぎりを結ぶこと。縁を結ぶこと。ちぎり。「先づは―の盃せん/浄瑠璃・布引滝」 (3)つき合うこと。親しくすること。「田舎へ通ふ商人と親類にて互に―せられしに/都鄙問答」

ちなみ-に [0][1] 【因に】 (接続)🔗🔉

ちなみ-に [0][1] 【因に】 (接続) それまで述べてきた事柄に関連して,本筋から離れた事柄を言い添えるときにいう語。関連して。ついでにいえば。「以上で報告を終わりますが,―,このことについての感想を申し述べますと」

ちな・む [2] 【因む】 (動マ五[四])🔗🔉

ちな・む [2] 【因む】 (動マ五[四]) (1)ある事が何かをよりどころとして成り立っている。関係がある。関連する。「出身地に―・んだ芸名」「伝説に―・む祭」 (2)縁を結ぶ。ちぎりを結ぶ。つながる。「家系(スジメ)も正しければ,君が家に―・み給ふは果吉祥なるべし/読本・雨月(吉備津の釜)」 (3)親しくつき合う。交わる。「朝日の如く出頭の果報人,向後―・み申さるべし/浄瑠璃・信田小太郎」

大辞林 ページ 149246