複数辞典一括検索+

ちゅう-とう ―タウ [0] 【中唐】🔗🔉

ちゅう-とう ―タウ [0] 【中唐】 中国文学史上,唐代を四分した第三期。代宗の大暦から敬宗の宝暦までの約60年間(766-826)。白居易・元(ゲンシン)・李賀・韓愈・柳宗元らが活躍。 →初唐 →盛唐 →晩唐

ちゅう-どう ―ダウ [0] 【中堂】🔗🔉

ちゅう-どう ―ダウ [0] 【中堂】 (1)中央に位置する堂。天台宗で,本堂のこと。 (2)特に,比叡山延暦寺の根本中堂のこと。「おほくは―にのぼらせたまはむとなり/大鏡(三条)」 (3)昔,中国で宰相が政治を執った所。また,宰相のこと。

ちゅう-どう ―ダウ [0] 【中道】🔗🔉

ちゅう-どう ―ダウ [0] 【中道】 (1)一方に偏らず,穏やかなこと。中正の道。「―を歩む」 (2)目的を達しないうち。中途。半途。途中。なかば。「其業―にして敗ぶれたり/日本開化小史(卯吉)」 (3)富士参詣の登山者が,富士山の中腹をめぐること。「―めぐり」 (4)〔仏〕 仏教の基本的教義の一。両極端に偏らないこと。対立する見解や態度を克服した立場。対立の内容については,快楽主義と苦行主義,自己を永遠とみる常見と死後はないとする断見,有と空,空と仮など,教派によって諸説がある。

ちゅうどう-かん ―ダウクワン [3] 【中道観】🔗🔉

ちゅうどう-かん ―ダウクワン [3] 【中道観】 〔仏〕 ⇒中観(チユウガン)(1)

ちゅうどう-せいじ ―ダウ―ヂ [5] 【中道政治】🔗🔉

ちゅうどう-せいじ ―ダウ―ヂ [5] 【中道政治】 左右あるいは保守・革新のどちらにも偏らないことを旨とする政治。

ちゅう-どうじ 【中童子】🔗🔉

ちゅう-どうじ 【中童子】 寺で召し使う少年で,一二,三歳ぐらいの者。法会(ホウエ)の手伝いや高僧が外出する時の供をしたりする。 →上童子

ちゅう-どおり ―ドホリ 【中通り】🔗🔉

ちゅう-どおり ―ドホリ 【中通り】 (1)「なかどおり(中通){(2)}」に同じ。「―のすい也/洒落本・間似合早粋」 (2)江戸で,歌舞伎役者の名題下(ナダイシタ)の三階級の中位のもの。相中(アイチユウ)。板の間。

大辞林 ページ 149375