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ちゅう-どう ―ダウ [0] 【中堂】🔗⭐🔉
ちゅう-どう ―ダウ [0] 【中堂】
(1)中央に位置する堂。天台宗で,本堂のこと。
(2)特に,比叡山延暦寺の根本中堂のこと。「おほくは―にのぼらせたまはむとなり/大鏡(三条)」
(3)昔,中国で宰相が政治を執った所。また,宰相のこと。
ちゅう-どう ―ダウ [0] 【中道】🔗⭐🔉
ちゅう-どう ―ダウ [0] 【中道】
(1)一方に偏らず,穏やかなこと。中正の道。「―を歩む」
(2)目的を達しないうち。中途。半途。途中。なかば。「其業―にして敗ぶれたり/日本開化小史(卯吉)」
(3)富士参詣の登山者が,富士山の中腹をめぐること。「―めぐり」
(4)〔仏〕 仏教の基本的教義の一。両極端に偏らないこと。対立する見解や態度を克服した立場。対立の内容については,快楽主義と苦行主義,自己を永遠とみる常見と死後はないとする断見,有と空,空と仮など,教派によって諸説がある。
ちゅうどう-かん ―ダウクワン [3] 【中道観】🔗⭐🔉
ちゅうどう-かん ―ダウクワン [3] 【中道観】
〔仏〕
⇒中観(チユウガン)(1)
ちゅうどう-せいじ ―ダウ―ヂ [5] 【中道政治】🔗⭐🔉
ちゅうどう-せいじ ―ダウ―ヂ [5] 【中道政治】
左右あるいは保守・革新のどちらにも偏らないことを旨とする政治。
ちゅう-どうじ 【中童子】🔗⭐🔉
ちゅう-どうじ 【中童子】
寺で召し使う少年で,一二,三歳ぐらいの者。法会(ホウエ)の手伝いや高僧が外出する時の供をしたりする。
→上童子
ちゅう-どおり ―ドホリ 【中通り】🔗⭐🔉
ちゅう-どおり ―ドホリ 【中通り】
(1)「なかどおり(中通){(2)}」に同じ。「―のすい也/洒落本・間似合早粋」
(2)江戸で,歌舞伎役者の名題下(ナダイシタ)の三階級の中位のもの。相中(アイチユウ)。板の間。
大辞林 ページ 149375。