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つう-くつ [0] 【通屈】 (名)スル🔗🔉

つう-くつ [0] 【通屈】 (名)スル (1)話をつけること。かけあい。談判。「観音,千兵衛と―したまひ/黄表紙・大悲千禄本」 (2)連絡を取ること。通謀。「依つて虎と―をして,ちよらをもつて云ひ紛らかさせ/黄表紙・三幅対紫曾我」 (3)男女が互いに情を通ずること。「忍ぶ手筈か出合ひ宿―するに極まつた/歌舞伎・名歌徳」 (4)算段すること。工面すること。「事算段工面するに俗是を―するといふに/洒落本・戯作評判花折紙」

つう-け [1] 【通化】🔗🔉

つう-け [1] 【通化】 〔仏〕 仏の教えを広めて衆生(シユジヨウ)を仏法に帰依させること。

つう-けい [0] 【通計】 (名)スル🔗🔉

つう-けい [0] 【通計】 (名)スル 〔古くは「つうげ」〕 全体にわたって計算すること。総計。「刊行する所の書が,―約百五十部の多きに至つてゐる/渋江抽斎(鴎外)」

つう-けい [0] 【通経】 (名)スル🔗🔉

つう-けい [0] 【通経】 (名)スル 月経を薬によって通じさせること。

つうけい-ざい [3][0] 【通経剤】🔗🔉

つうけい-ざい [3][0] 【通経剤】 とどこおっている月経を促進させる薬剤。通経薬。催経剤。

つう-げき [0] 【痛撃】 (名)スル🔗🔉

つう-げき [0] 【痛撃】 (名)スル 激しく攻撃して,手ひどい打撃を与えること。「書を著し宋儒を―し/日本開化小史(卯吉)」

つう-けん [0] 【通券】🔗🔉

つう-けん [0] 【通券】 通行を許可する手形。通行券。

つう-けん [0] 【通肩】🔗🔉

つう-けん [0] 【通肩】 僧侶が袈裟(ケサ)を両肩を覆って着ること。偏袒右肩(ヘンタンウケン)に対していう。

つう-げん [3][0] 【通言】🔗🔉

つう-げん [3][0] 【通言】 (1)世間一般に使用されている言葉。通語。 (2)遊里などで通人の使う言葉。いきな言葉。

つう-げん [0] 【痛言】 (名)スル🔗🔉

つう-げん [0] 【痛言】 (名)スル 痛烈に意見を述べること。手きびしく言うこと。また,その言葉。

つうげんそうまがき 【通言総籬】🔗🔉

つうげんそうまがき 【通言総籬】 洒落本。一冊。山東京伝作。1787年刊。同作者著の「江戸生艶気樺焼(エドウマレウワキノカバヤキ)」の登場人物をそのまま借り,当時の遊里の話題・風俗などを実在の人物に取材して描いたもの。

大辞林 ページ 149615