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つかえ ツカヘ [3][2] 【支え・閊え】🔗🔉

つかえ ツカヘ [3][2] 【支え・閊え】 (1)さしつかえ。さしさわり。滞り。「―の出来た日は差繰るとして/杏の落ちる音(虚子)」 (2)(「痞え」と書く)病気や精神的な悩みのために,胸が苦しいこと。「胸の―が下りる」 (3)ささえ。支柱。「―ヲスル/日葡」

つかえ-ばしら ツカヘ― [4] 【支え柱】🔗🔉

つかえ-ばしら ツカヘ― [4] 【支え柱】 支柱(シチユウ)。ささえばしら。

つかえ ツカヘ [0] 【仕え】🔗🔉

つかえ ツカヘ [0] 【仕え】 仕えること。仕官。奉公。「宮―」

つかえ-の-よぼろ ツカヘ― 【仕への丁】🔗🔉

つかえ-の-よぼろ ツカヘ― 【仕への丁】 ⇒じちょう(仕丁)

つかえ-びと ツカヘ― 【仕へ人】🔗🔉

つかえ-びと ツカヘ― 【仕へ人】 仕える人。奉公人。「此の殿に男女の―其の員(カズ)侍りしかども/今昔 24」

つかえ-まつ・る ツカヘ― 【仕へ奉る】 (動ラ四)🔗🔉

つかえ-まつ・る ツカヘ― 【仕へ奉る】 (動ラ四) 〔「仕ふ」に動詞「まつる(奉)」の付いた語〕 「仕える」の謙譲語。仕える対象に対する敬意を表す。 (1)(目上の人に)お仕え申し上げる。「島山に照れる橘うずに刺し―・るは卿大夫(マエツキミ)たち/万葉 4276」 (2)目上の人のために,あるいはその命により何かをする,作るなどの意を表す。お作り申し上げる。「城上の宮に大殿を―・りて/万葉 3326」

つか・える ツカヘル [3] 【支える・閊える】 (動ア下一)[文]ハ下二 つか・ふ🔗🔉

つか・える ツカヘル [3] 【支える・閊える】 (動ア下一)[文]ハ下二 つか・ふ (1)物に妨げられて,先へ進めない状態になる。「天井に頭が―・える」「机が入り口で―・えて部屋に入らない」 (2)途中がつまって流れがとまる。「排水管が―・えて汚水があふれる」「もちがのどに―・える」 (3)言葉がスムーズに発せられないで途中で何度かとまる。「―・え―・え読む」 (4)処理されるべきものが残っていて,先へ進めない。「仕事が―・えている」 (5)(「痞える」と書く)胸・のどなどがふさがった感じになる。「胸が―・える」 (6)(「手をつかえる」の形で)礼をするために両手をつく。「手を―・へつゝ面(カオ)さしいだす/当世書生気質(逍遥)」 (7)肩などがこる。「肩が―・へて灸をすゑに来たのさ/歌舞伎・四谷怪談」

大辞林 ページ 149642