つぎ-ふ [0] 【継(ぎ)歩】 将棋で，相手の歩(フ)の頭に歩を続けて打ち，取らせることによって攻撃路を開くこと。

つき-ふさがり [3] 【月塞がり】 陰陽道(オンヨウドウ)で，月によって，特定の方角に向かって事をなすのを忌み避けること。正月・五月・九月は北方，二月・六月・一〇月は東方，三月・七月・一一月は南方，四月・八月・一二月は西方を忌む。

つぎ-ぶし [0] 【継節・次節】 元禄（1688-1704）の頃，江戸吉原で流行した小唄の一。つぎうた。

つき-べつ [0] 【月別】 月によって分けること。「―の予算」

つき-べり [0] 【搗き減り・舂き減り】 （名）スル 米などをついたために量が減ること。

つき-へん [0] 【月偏】 漢字の偏の一。「朦」「朧」などの「月」。 →にくづき

つぎ-ほ [0] 【接(ぎ)穂・継(ぎ)穂】 （１）接ぎ木の時，台木に接合させる若芽や枝。義枝。[季]春。 （２）話を続けて行くきっかけ。言葉をつぐ機会。継ぎ端(ハ)。「話の―を失う」「言葉をかけようとして―のないのに困つた/明暗（漱石）」

つき-ほし-ひ 【月星日】 （１）月と星と日。三光。月日星(ツキヒホシ)。 （２）ウグイスのさえずる声をいう。月日星。「鶯は―をやかぞえ歌/犬子集」

つき-まいり ―マリ [3] 【月参り】 （名）スル 毎月，一定の神社仏閣に参拝すること。月詣で。

つきまして-は [3] 【就きましては】 （接続） 「ついては」を丁寧にいう語。それ故。そこで。「―皆様にも御賛同頂きたく」

つき-まぜ [0] 【搗き交ぜ】 つきまぜること。「うそとまことを―にする」

つき-ま・ぜる [4][0] 【搗き交ぜる】 （動ザ下一）[文]ザ下二 つきま・ず （１）杵(キネ)などでついてまぜあわせる。「穀類を―・ぜる」 （２）異質なものをいっしょにしてまぜる。「尊敬と軽侮とを―・ぜた其人に対する何時(イツ)もの感じが/明暗（漱石）」