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つくし-の-うみ 【筑紫の海】🔗🔉

つくし-の-うみ 【筑紫の海】 有明海の別名。

つくし-の-おおみこともち ―オホ― 【筑紫大宰】🔗🔉

つくし-の-おおみこともち ―オホ― 【筑紫大宰】 「筑紫総領(ツクシノソウリヨウ)」に同じ。

つくし-の-しま 【筑紫の島】🔗🔉

つくし-の-しま 【筑紫の島】 九州。「さつ矢貫き―をさして行く我は/万葉 4374」

つくし-の-そうりょう ―リヤウ 【筑紫総領・筑紫惣領】🔗🔉

つくし-の-そうりょう ―リヤウ 【筑紫総領・筑紫惣領】 大宝令施行(701年)以前,九州に置かれた地方官。九州の国宰(クニノミコトモチ)(後の国司)を統轄した。律令制の大宰帥(ダザイノソツ)の前身。筑紫大宰(ツクシノオオミコトモチ)。 →総領(3)

つくし-びわ ―ハ [4] 【筑紫琵琶】🔗🔉

つくし-びわ ―ハ [4] 【筑紫琵琶】 ⇒筑前琵琶(チクゼンビワ)

つくし-へいや 【筑紫平野】🔗🔉

つくし-へいや 【筑紫平野】 福岡県の南部と佐賀県の東部一帯に広がる九州最大の平野。筑後川中下流域とその周辺の沖積平野で,有明海沿岸には干拓地が多い。水田地帯。

つくし-りゅう ―リウ 【筑紫流】🔗🔉

つくし-りゅう ―リウ 【筑紫流】 ⇒筑紫箏(ツクシゴト)

づくし 【尽(く)し】 (接尾)🔗🔉

づくし 【尽(く)し】 (接尾) 〔動詞「尽くす」の連用形から〕 名詞に付いて,それと同類のものをすべてあげる意を表す。「国―」「花―」

つくしのおく 【筑紫奥】🔗🔉

つくしのおく 【筑紫奥】 狂言。筑紫の奥の百姓と丹波の百姓が年貢を納め,領主から所有の田一反につき一声ずつ笑えと命じられる。筑紫は二声,丹波は一声半笑い,最後には取り次ぎ役をくすぐって,めでたく三人で笑う。

つくしん-ぼ [0] 【土筆坊】🔗🔉

つくしん-ぼ [0] 【土筆坊】 つくしの異名。

つく・す [2] 【尽(く)す】 (動サ五[四])🔗🔉

つく・す [2] 【尽(く)す】 (動サ五[四]) (1)なくなるようにする。(ア)すべて使い切る。「全力を―・す」「手を―・して探す」「言葉を―・して説得する」(イ)終わらせる。「大海を酌みて水をば―・すとも/三宝絵詞(上序)」 (2)できるかぎりのことをして,これ以上はないという状態にする。きわめる。「狼藉(ロウゼキ)の限りを―・す」「贅(ゼイ)を―・す」 (3)すべて表現し切る。「意を―・す」「苦労は筆舌に―・し難い」 (4)(「…につくす」の形で)人や団体・国家のために献身的に努力する。「夫に―・す」「社会のために―・す」 (5)動詞の連用形に付いて,すっかり…して残りがないようにするという意を表す。「食べ―・す」「論じ―・す」 〔「尽きる」に対する他動詞〕 [可能] つくせる [慣用] 委曲を―・歓を―・情理を―

大辞林 ページ 149692