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つくも-がみ [3] 【九十九髪】🔗🔉

つくも-がみ [3] 【九十九髪】 老女の白髪。 〔水草ツクモに似ているからとも,また伊勢物語の歌「百年(モモトセ)に一年(ヒトトセ)たらぬ―我を恋ふらし面影に見ゆ」から九十九を「百」の字に一画足りない「白」として白髪にたとえることからともいう〕

つくも-かいづか ―カヒヅカ 【津雲貝塚】🔗🔉

つくも-かいづか ―カヒヅカ 【津雲貝塚】 岡山県笠岡市西大島津雲にある縄文後期の貝塚。百六十余体の埋葬人骨が出土し,縄文文化における屈葬・抜歯などの習俗に関する資料を提供した。

つくも-どころ 【作物所】🔗🔉

つくも-どころ 【作物所】 平安時代,宮中や院の調度の製造・修理・装飾などをつかさどった令外の官司。

つく-ゆみ 【槻弓】🔗🔉

つく-ゆみ 【槻弓】 「つきゆみ(槻弓)」に同じ。「―にまり矢を副(タグ)へ/日本書紀(神功)」

つくゆみ-の 【槻弓の】 (枕詞)🔗🔉

つくゆみ-の 【槻弓の】 (枕詞) 「槻弓」は伏せて用いたことから,「臥(コヤ)る」にかかる。「―臥る臥りも梓弓立てり立てりも/古事記(下)」

つく-よ 【月夜】🔗🔉

つく-よ 【月夜】 (1)「つきよ(月夜)」に同じ。「―には門に出で立ち夕占(ユウケ)問ひ/万葉 736」 (2)月。「ぬばたまの今夜の―霞みたるらむ/万葉 4489」

つく-よみ 【月夜見・月読み】🔗🔉

つく-よみ 【月夜見・月読み】 (1)月の異名。つきよみ。「―の光に来ませ/万葉 670」 (2)月の神。「―の持てるをち水い取り来て/万葉 3245」

つくよみ-おとこ ―ヲトコ 【月夜見男】🔗🔉

つくよみ-おとこ ―ヲトコ 【月夜見男】 月を擬人化していう語。月。「み空ゆく―夕去らず/万葉 1372」

つくよみ-の-みこと 【月読尊・月夜見尊】🔗🔉

つくよみ-の-みこと 【月読尊・月夜見尊】 日本神話の神。伊弉諾(イザナキ)・伊弉冉(イザナミ)の子。夜の食国(オスクニ)あるいは滄海原(アオウナバラ)を統治する神とされる。

つぐら [0]🔗🔉

つぐら [0] 藁(ワラ)で編んだ器。飯櫃(メシビツ)を保温のため入れたり,乳児を入れたりするもの。飯詰(イヅ)め。

つくら・う ツクラフ 【繕ふ】 (動ハ四)🔗🔉

つくら・う ツクラフ 【繕ふ】 (動ハ四) 「つくろう(繕)」に同じ。「清七の誤も,五十両有ば―・はるる/浄瑠璃・夏祭」

大辞林 ページ 149699