複数辞典一括検索+

つけ-さげ [0] 【付(け)下げ】🔗🔉

つけ-さげ [0] 【付(け)下げ】 和服の模様の付け方の名。すべての文様が,肩山を頂点に上向きになるようにしたもの。訪問着に次ぐ格。

つけ-ざし 【付(け)差し】🔗🔉

つけ-ざし 【付(け)差し】 自分が口をつけた酒杯や,キセルを人にさし出すこと。遊里などで,相手に対する情愛の深さを示す行為とされた。「こは珍しい―と,押戴いて飲んだりけり/浄瑠璃・堀川波鼓(上)」

つけ-し [2] 【付師】🔗🔉

つけ-し [2] 【付師】 歌舞伎用語。 (1)下座音楽の選曲・作曲をする人。 (2)上演に必要な衣装・鬘(カツラ)・小道具などの付け帳を作成する人。狂言作者が担当する。

つけ-しゅうげん ―シウゲン [3] 【付祝言】🔗🔉

つけ-しゅうげん ―シウゲン [3] 【付祝言】 能楽で,一日の演能をめでたく終わらせるために,最後の能のあとに地謡方(ジウタイカタ)だけで謡う謡。多く「高砂」の一節を用いる。祝言小謡。

つけ-しょいん ―シヨン [3] 【付(け)書院】🔗🔉

つけ-しょいん ―シヨン [3] 【付(け)書院】 書院造りで,床の間わきの縁側に張り出して設けた出窓のような部分。文机(フヅクエ)ほどの高さの板張りの前方に明かり障子をつけたもの。鎌倉末期から室町時代にかけて住宅に設けられた造りつけの出文机(イダシフヅクエ)が,座敷の装飾となったもの。書院床(ドコ)。書院棚。書院構え。明かり床。明かり書院。 →出文机 付け書院 [図]

つけ-じょう ―ジヤウ [0][2] 【付(け)状】🔗🔉

つけ-じょう ―ジヤウ [0][2] 【付(け)状】 (1)「添え状」に同じ。 (2)貴人に直接に手紙を差し出すのを遠慮して,あて名をその傍に仕えている人とした手紙。文面は直接貴人にあてる。

つけ-じょうゆ ―ジヤウユ [3] 【付け醤油】🔗🔉

つけ-じょうゆ ―ジヤウユ [3] 【付け醤油】 刺し身など,醤油をつけて食べる料理で小皿に入れて出される醤油。

大辞林 ページ 149711