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つつしみ [0][4] 【慎み】🔗🔉

つつしみ [0][4] 【慎み】 (1)慎むこと。謙虚な気持ちでいること。ひかえめにしていること。「―のある態度」「―がない」 (2)物忌み。斎戒。「いみじき御―どもをし給ふしるしにや/源氏(明石)」 (3)江戸時代の士分の者に科した刑罰の一種。家にとじこめ,外部との接触を禁ずるもの。謹慎。

つつしみ-ぶか・い [6] 【慎み深い】 (形)[文]ク つつしみぶか・し🔗🔉

つつしみ-ぶか・い [6] 【慎み深い】 (形)[文]ク つつしみぶか・し 慎む心が深い。「―・い物言い」 [派生] ――さ(名)

つつし・む [3] 【慎む・謹む】 (動マ五[四])🔗🔉

つつし・む [3] 【慎む・謹む】 (動マ五[四]) 〔「慎(ツツ)む」と同源〕 (1)あやまちのないように,行動を控えめにする。《慎》「軽挙妄動を―・む」「言葉を―・む」 (2)度がすぎないようにする。《慎》「酒を―・む」 (3)神仏・貴人などの前でかしこまった態度をとる。《謹》「―・んで承る」「余り―・み給て,今は目も見せ給はねば/狭衣 4」 →つつしんで (4)斎戒する。物忌みする。「伊予の守の朝臣の家に―・む事侍りて/源氏(帚木)」

つつ-じり [0] 【筒尻】🔗🔉

つつ-じり [0] 【筒尻】 筒の後部。鉄砲などの尻。

つづしり-うた 【り歌】🔗🔉

つづしり-うたり歌】 一句ずつ切れ切れに歌う歌。「御―の,いとをかしき/源氏(末摘花)」

つづし・る 【る】 (動ラ四)🔗🔉

つづし・るる】 (動ラ四) (1)少しずつ食べる。「塩辛き物どもを―・るに/今昔 28」 (2)切れ切れに言ったり歌ったりする。「影もよし,など―・り歌ふほどに/源氏(帚木)」

つつしん-で 【謹んで】 (連語)🔗🔉

つつしん-で 【謹んで】 (連語) 〔動詞「つつしむ」の連用形に助詞「て」の付いた「つつしみて」の転〕 かしこまって。うやうやしく。「―申し上げます」「―お受けします」

つつ-すねあて [3] 【筒臑当て】🔗🔉

つつ-すねあて [3] 【筒臑当て】 甲冑(カツチユウ)の臑当ての一。鉄または革の縦長の板数枚を筒状に並べたもの。

大辞林 ページ 149749